現在、日本一の女性エッセイストは群ようこ、そして男性エッセイストは南伸坊だと私は個人的に勝手に決めている。
二人のスタイルはだいぶ違うけれど、どちらも楽しく読めて幸せな気持ちになれる。
この本はその日本一の男性エッセイストが、「健康」をテーマに書いたエッセイ集。
日頃誰もが思っていながら、当たり前すぎてあえて口に出さないような些細なことをユーモアたっぷりの文章にして、読む人を「そう言えば…」とか「その通りでございます」と納得させてしまうのが南伸坊流だけど、この本も見事に本領発揮。
馬鹿なふりをしながら、鋭いことを次々と指摘して行くので、読んでる私は「申し訳ありませんでした」とひたすら謝るしかない。
テーマから、年齢の話とか病気の話が多く、最後には自分の人生の締め切りを80歳に設定してしまったりしているけれど、南伸坊には是非長生きしてエッセイを書き続けて、いつまでも楽しませて欲しいものです。
春陽堂書店
二人のスタイルはだいぶ違うけれど、どちらも楽しく読めて幸せな気持ちになれる。
この本はその日本一の男性エッセイストが、「健康」をテーマに書いたエッセイ集。
日頃誰もが思っていながら、当たり前すぎてあえて口に出さないような些細なことをユーモアたっぷりの文章にして、読む人を「そう言えば…」とか「その通りでございます」と納得させてしまうのが南伸坊流だけど、この本も見事に本領発揮。
馬鹿なふりをしながら、鋭いことを次々と指摘して行くので、読んでる私は「申し訳ありませんでした」とひたすら謝るしかない。
テーマから、年齢の話とか病気の話が多く、最後には自分の人生の締め切りを80歳に設定してしまったりしているけれど、南伸坊には是非長生きしてエッセイを書き続けて、いつまでも楽しませて欲しいものです。
春陽堂書店