吾輩は設備設計である

設備設計という仕事に云十年。理不尽なこと自分のぷち自慢、失敗談などを書いています

よもやま話

2006-04-18 10:12:44 | Weblog
先週金曜日に大型プロジェクトが予定されているオーナーに設備として最初のプレゼンを行い 無事通過 ほっとして 最近出来立ての屋外のカフェでコーヒーブレイク 屋外なのでタバコもがんがん吸える で寒かったみたいで風邪ひてしまった やはり気の緩みは風邪の大敵 せっかく緊張から解放されてリッチな時間を過ごすチャンスを逃してしまった 貧乏症だあ
話はコロっと変わるけど バスに乗っていたらちょうど国民金融公庫の前を通りかかって 前にお金を借りたときの経緯を思い出した
500万円位の融資を申し込み 無担保無保証で申し込んだら 保証人を家族以外で立てないと無理といわれた
勝負にでた ”保証人は立てません” 無理なら 我慢して過ごせばいいので結構です と その理由を問われたので 私が第3者に保証をお願いしたら その人もお金を借りるときには 私に言いやすいので必ず私は保証人になりますよね そのひと うちより規模も大きいのでその金額も大きいんですよ 公庫にとって私がそのリスクを背負って保証人をとるのと 保証人をとらずにこの金額を借りて 私の経営方針を理解していただいて設計事務所はつぶれようが無い なあ と感じていただき 気持ちよく融資して頂くほうがリスクは小さくなると思いますよ・・
そして会社に来て実態を観察してみてくださいよ

とお話をした  担当者 ”検討させていただきます”
1週間後 担当者が現れ いや大変勉強になりました そういう考えもあるんですね  と  無保証で融資して頂いた
こっちが驚いた こんな当然と思われることが勉強になっただとお・・・あきれた
 当然のことを言ったまでである その担当者大変正直ものか 単なる調子ものか わかりません  経営者の真剣さや責任感、会社の存在価値を判断することが 出来るなら 金融機関はもっと面白い勤務先だ。アメリカの格付け会社なんかは社長の話だけで判断出来る とテレビで見たことがあるが 私もそう思う ところが日本の民間の金融機関も含めてそういうことには興味すら無いのだ 売り上げと決算書 担保 だけが頼り  会社の本質を見極め会社を育てる というとろに行き着くにはまだまだ人材不足 金融マンとしての学習のカリキュラムそのものが全然異なっていると思うのだ ここらへんがハゲタカファンドにやられっぱなし というストーリイは今後も続く気がする
これでは中小企業はうかばれん  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする