悲しきかなコレクター魂

1990年前後だろうか？音楽ソフトがLPレコードから完全にCD移行してしまったのは・・・。　それまで頑なにレコード派を通してた僕も、どうせこのままアルバムコレクターを続けるんだったら、同じ大きさのCDに移行しちゃえと、持っているLPレコードの殆どをディスクユニオンに郵送・査定してもらい、２０万ほどのお金を手に入れた。　あれから20数年間、中古CDを中心に集めたCDが約700枚・・・別に売る気もないのでプラケースを外し、アナログレコードのように薄いケースに入れ替えて保存している。　


それが最近になって、今度は逆にアナログレコードに手を出し始めたもんだから、困ったものだ（苦笑）　なんといってもジャケット・アートに魅了されるし、レコード針のプチプチ音が心地よく、モスキート音調査では耳年齢が年相応、だから高音質なんて俺には関係ないし（苦笑）　それよりか逆に耳に聴こえなくても肌で感じる？倍音、例えばベースの音で同じ曲をCDとアナログ盤で聴き比べると、アナログ盤の方がクッキリと弦の音が見える。　音の振動をそのまま溝に刻み込んだその溝を、レコード針で拾うんだからもっともな話なのかもしれないけどね。


しかしもったいないことしたもんだ・・・アナログ盤を売ってしまうなんて。
タバコも酒もやめてしまってるし、これくらいいいじゃないか・・・なんていいながら、このまま僕のコレクター魂は加速するに違いない。