思案

久しぶりの休みをとった。　昼下がり、相棒の勝さんからメール「家に居てる？　顔出します。」　しばらくするとアイスクリーム片手に仕事の配送を終えた勝さんがやって来た。　
「パイン味やん！」・・・そう、こういうところが勝さんなのである。　相棒が久しぶりの休みと知って、ユニットYajirobeの貴重なコミュニケーション、何気ないふれあいこそ大切にしながら、お互いの体調や気分を確認し合う・・・特に勝さんはそういう人だ。　勝さんを知る人は皆が感じるであろう、「世話焼きの勝さん」「よく気が付く勝さん」。　僕は素晴らしい相棒を見つけたもんだとつくづく出会いに感謝する。

ギター弾いたり、近況を語り合ったりしながら、昔の「ならフォーク村作品集」のCDをかけていた。　２００６年の１２月に立ち上げて約９年、３２枚にわたる作品集、過去の作品を聴きながら「今もこの時に作った歌を、みんなライブでガンガン弾き語りしてるんだよな・・・少しは俺のつまらん呼びかけも、少しはみんなの役にたったのかな」と自画自賛しながら、正直少し寂しく感じた。
KADOYA君、菊岡君にも何度となく、「もっかいしたらええやん」との声をもらってるせいでもあるが、少し迷ってる。

僕個人の「ならフォーク村」の楽しみは、真っ先にみんなの新曲が聴ける事と、ライブでその曲を演奏される時のワクワク感だった。　ただ、つらい事もたくさんあった・・・３か月に一度の作品提出は僕自身も続かない時があったし、メンバーもそう毎回続くわけでもなく、締切日をメンバーにメールする度、「自分の楽しみでやってること？そんなのに催促してるのってなんかおかしよな？」と毎回自己嫌悪に陥ってしまうことが多かった。　　たったの４、５人しか集まらなかった時は、CDに収めるには寂しく、かといって延長していくばかりも嫌になる・・・これは融通の利かぬヘンコな自分の性格が原因なんだけどね。

最近、菊岡君が電話をくれた。　「もう一度、いろいろ練って再開しませんか？　また時間作って話しましょうよ。」

只今、思案中・・・何も難しい事考えず、気軽に再開すればいいのだろうけど、自分のつまらぬ偏りが邪魔して嫌になる。　もしこれを読んでくれた元メンバーさんがいたら、もしかしたらまた気まぐれで始めるかもしれません。その時、また、よかったら・・・参加してください、内容や条件は変えると思いますが・・・よろしくお願いします。m(__)m