さざえのつぶやき

音楽活動を中心に、日頃の思ったこと感じたことを日記のように綴っていこうと思います。

ぼくたちの失敗

2008年03月31日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
何年ぶりだろうか? 無性に森田童子の歌が聴きたくなって

「ぼくたちの失敗」と書かれたベスト盤をCDプレーヤーに乗せた。

その昔・・・「なんや? こんな暗い歌・・・」

だが今・・・「消えていく美しさを感じる」

そして・・・「響いては消え行く言葉を儚く思う・・・」

なぜだろうか? 一通りCDを聴き終えた僕は

心軽やかに少し元気をもらった気分になった。




  目覚めては
  なつかしい
  美しい日々よ

  目をふせて
  悲しい
  美しき日々よ

  歌っても
  帰らぬ 
  若き日々よ

  深き眠りのうちに
  時よ 終れ

           「哀悼夜曲」森田童子

チェリーブラッサム

2008年03月28日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
『チェリーブラッサム』 歌手: 松田聖子. 作詞: 三浦徳子. 作曲: 財津和夫

春になるとこの曲がよくラジオから流れる。
王寺工業高校入学式、体育館でブラスバンド部がこの曲を演奏していたのを聴いていなかったら・・・。
そのまま電気科で一生懸命勉強して、それなりに電気工事士の資格もとって、それなりに固い?仕事に就いていたかも知れないな。

いや~後で考えると、そんなに上手くはない演奏なんだけど(先輩ゴメン!)
あの時は背筋がゾクゾクっとして、なんだかカッコよく聴こえた。
おまけに好きな財津メロディ・・・頭の中は、入学式のこの日から「よっしや!ブラスバンド部に入ろう!!」と決めていたのを思い出す。
授業を抜け出してまで部室に籠もったこともあったな・・・(--;
とにかく3年間は、毎日がフルートの練習だった・・・熱き青春の日々。
だから『チェリーブラッサム』は、人生の分岐点にあった曲なのだ。



取り扱い説明書

2008年03月26日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
生まれた時に 誰もが心の中に持っている 私の取り扱い説明書

薄っぺらな1枚の紙に ただ一言 「自由に生きなさい」

注意書きには 他人に迷惑をかけないこと 思いやりを持つこと

そう書かれている 私の取り扱い説明書

でもね 故障が多いんだ どうも僕の取り扱い説明書には

「困ったときは?」と書かれているはずの 点検項目が抜けている

誰か 知ってる方あれば 教えてほしいな

つくし

2008年03月22日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
今日は春に中一と小六になる娘ふたりを連れて、明日香村へ『つくし』採りに行ってきた。 観光客達が採って帰ってないのか、時期が早いのか遅いのか・・・とにかく『つくし』には毎年悩まされる。途中、ネットで知り合ってからの友達、原さんに携帯メールを送った。(今、明日香村にきてます!つくし、まだないみたいですね・・・) 原さんは明日香村で兼業農家されている方で、一昨年は、たけのこ掘りにおいでと誘ってもらったこともある。
(原さんのホームページ) http://www.mahoroba.ne.jp/~harachan/index.html

「やっぱり遅かったのかなあ・・・」と娘としゃべりながら、何度も場所を変え車を移動・・・そしてやっと見つけた。   
明日香村観光コースからは遠く離れた山間の田んぼの中・・・どうも大きさや周りの状況からして、今年はまだ早いみたいな感じ・・・。
しゃがみ込んでは「蛇出てくんなよ~」と願いながら一本一本見つけてはビニール袋に入れるが、なかなか増えない  
しばらくすると原さんからメールが来た。(うちの畑で見つけました! 帰りによかったらどうぞ。)

お言葉に甘えて、帰り際に原さん宅に立ち寄った。
二年ぶりなので、迷いながら原さん宅に到着。   娘は、会いたかった コロちゃん(原さんが飼ってるワンちゃん)とも再会出来て大喜び! 畑の前にはあるわあるわ、すくすく育ったつくしが!  
原さんに感謝の一日だった・・・おまけに、原さんが作った『はっさく』まで頂いて帰る始末。  

帰ってから早速、はかまを取り除いて、塩湯で、水洗い、そして佃煮へと調理。
出来上がった量を見て娘が、「え~~~あんだけ採ったのにこんなに少なくなるの~~~?」 そう、小鉢ふたつ分の佃煮の完成。

別に『つくし』を食べたいわけでもない。 ただ、娘には、食べれる山菜を教えておきたいだけなのである。 土を触ること 草を掴むこと 野鳥の声を聴くこと
ただそれを教えたいだけ・・・学力のない親父のせめてもの教育なのだ。       

無題

2008年03月20日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
やばい・・・また自分で自分を責めだした。

別に周りを気にしたり、周りと比べたりしてるわけでもないのに・・・。

前向きに・・・とか、明るく・・・とか、そういうのがうっとおしい日がある。

今は、いろんな成すべきことがあるから焦っているのだろう・・・

でも誰に言ってどうこうなる問題でもないじゃないか。

しっかりしなきゃ・・・己ひとりのために食って生きてるんじゃない!!



68人中、42人

2008年03月19日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
仕事帰りの電車の中、何気なく気になって数えてみた。
僕が乗った車両の中の、携帯電話を触ってる人の様子・・・68人中、42人。
   
冷静に見つめてみると、おかしな風景に思った。
俺も含め、数分の暇?な時があればすぐに携帯電話を触ってるんだからね。
周りを見渡せば、ほら、隣も、ここにも、そこにも、あそこにも・・・ってな具合に、メール、メール、ゲーム、ゲーム、メール、メール、ゲーム、ゲームってね。

 メールしながらの歩行、 メールしながらの買い物、メールしながらのデスクワーク、 メールしながらの運転(><)  メールしながらの食事、 メールしながらの警備・・・メール、メール、メール、メール、メール、気が滅入る。 

NTT万歳!! ソフトバンク万歳!! AU万歳!! あとどこだっけ?
文化? 支配? 文化に支配されてる?  便利? あたりまえ? 

とにかくすごい時代を僕らは生きてるんだと実感した一日だった。

もし、明日からインターネット禁止条例が出て、パソコンのメールも打てなくなったらどうだろう? 
一度寝る前に想像してみるのも面白いかも?  


恋するチャック

2008年03月18日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
今月の一枚は、1000円で落札した リッキー・リー・ジョーンズのファーストアルバム。 以前からラジオとかテレビで気になってたメロディが、彼女のデビューヒット曲「恋するチャック」だと知ったのは、つい最近のこと・・・。
今日、仕事から帰ってきたら届けられていたのだ。
好きなCDを手に入れた日は、プラモを作る時のようにとても幸せな気分になる。

ただ日本盤CDなのに、歌詞の日本語訳が付いていないのは残念だな。
ネットであれこれ検索を試し見ようと思う。

合唱団パンダの練習

2008年03月16日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
パンダ合唱団 http://www5.kcn.ne.jp/~ssinji/ の定期演奏会のリハーサルに行ってきた。  阪口夫妻からの依頼で、同じ合唱団の仲間である中沢君の隣でのギター伴奏で出ることになった。 もちろん、ふたつ返事で快く引き受けさせてもらったのだが、正直、いままでにない緊張感がつきまとっている。

それも、昭和56年から今年まで続いてきたコンサートが、今回の25回定演でいったんピリオドを打つというのだから、団員の気持ちは、例えようのない思いというか、情熱、緊張感でいっぱいのはず、その張り詰めたような空気が、今日のリハーサル会場で僕は感じとっていたからだ。
涙腺の弱い僕は、何度も目頭を熱くしながら、彼らの練習風景を見つめていた。

何かをつくりあげること・・・つくりあげたことによって生まれる感動。
つくりあげたものを披露して、それで与える感動。


僕は彼らのコンサートを2回しか聴いていない。 でも毎回、生きる喜びと元気をもらって帰れる、素晴らしいコンサート・・・それが僕にとっては「え?もう終わっちゃうの?」ってな感じで非常に残念である。 でも、きっと間違いなくこれは終わりではなく、休止なのだと信じている。 何かを始めるには、一旦、立ち止まって、周りの状況を把握しなければならない、何かを続けるには、一旦、休憩する場所や時間が必要である。 僕はそんなふうに思っている・・・そう、終わりは始まり。  だが、そんな大切な時間、場所にこんなちっぽけな(体は別として)僕を加えてもらえたことに喜びを感じているのも確かである。
だから、大切な中沢君の歌に、僕は精一杯の演奏をしなければいけない。
「歌いやすいだろうか?」「テンポ・・・早くないだろうか?」心では訊いているのだが、僕にはどうやって彼をリードすればいいのか・・・すごく難しい。

ふと、帰りの電車の中で思った。
「似ている・・・この感じ。」
いつもは、ソロでギターをかき鳴らしながら歌っていた自分。
これは、隣の人が歌いやすいように演奏する・・・「似ている」・・・そう、学生時代のブラスバンド部の練習だ。 他の楽器とのバランスに耳を傾け、気をつけながら演奏すること。 そして、相棒と組んでいたバンド時代も同じだった。

どうやら・・・活動休止を宣言しておきながら、ありがたいことに、また学ばせてもらっているようだ。

「すべての出会いや出来事には意味がある」・・・やっぱりね。

ムックリ

2008年03月13日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
何気なく、あかずの引き出しを整理していたら、16年前?の新婚旅行で買ったアイヌの楽器「ムックリ」が出てきた。 当時、まったく吹き方が解らなかったので、そのままになっていたが、ネット検索で、「ムックリの吹き方」を見ながら再度朝鮮してみたら、なんとかそれらしい音が出せるまでになった。 口が少し切れたけど・・・ちょっと気分がいい夜・・・。(^^;
 

『LATE FOR THE SKY』

2008年03月03日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
週末の体調不良による爆睡のおかげか、今日はすごく体が楽で気分がいい。

昼間のラジオで、「もしもあなたが無人島にしばらく行かなければならなくなって、たった一枚だけ持っていくことの許されるCDがあるとしたら、何を持っていくか?」みたいな拷問的質問があった。

今、その一枚を聴きながらこれを書いている。

『LATE FOR THE SKY』JACKSON BROWNE

心が風邪をひいたとき、落ち着きたいとき、眠れない夜には、僕にとって最高の薬となるアルバムだ。
タイトル曲の 『LATE FOR THE SKY』 は、あのデ・ニーロ主演の名作『タクシードライバー』の中のワンシーンにも使われていた曲。

音楽で世界を救うことは出来なくても、人の心をひと時だけでも、鎮めることは出来るんじゃないだろうか・・・。

今夜はこの一枚を聴きながら、一杯のコーヒーで自分を癒そう。


※参考になるHP見つけました。 興味ある方はどうぞ・・・
   http://rocks.studio-web.net/west/jb/late.html