さざえのつぶやき

音楽活動を中心に、日頃の思ったこと感じたことを日記のように綴っていこうと思います。

歌う理由

2020年11月21日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
プロのミュージシャン(歌手)は、仕事としてお金儲けのために歌ってるんだから、そこにゴーストライターがいても、歌や演出に嘘があっても、ファンの人たちに夢を見せ、感動を与えてあげれる、それがプロの仕事なんだとあるひとからよく聞かされた。考えてみて下さい、ドラマや芝居にも出て、ライブもして、そんな中でいつ曲を書く暇がありますか? このアーティスト(商品)をどうやって事務所は、レコード会社は売っていくのか?そのためには、ちゃんと役割分担がされてるんですよと。衣装を用意する人、曲を書く人、カメラマン、仕事をとってくる人、アーティストはファンを逃がさないように、しっかり体調管理だけは怠らないように。もしその夢を破るようにカラクリをバラされたらファンはショックでしょう、そのミュージシャンに憧れてあんなふうになりたい、あんな生き方をしたいそう思っていたのに、なんや、ただのオッサンやんけ!!みたいな(苦笑) ただ、皆がそうではなく、昔っから言われてるシンガーソングライターと呼ばれていて、生き方そのものがオリジナルな方々もおられるけど。
長々と書きましたが、これはプロの世界の話。 ここで書きたかった事は、だったら僕らアマチュアミュージシャン?(と呼ばせてもらっていいのか微妙だが)仕事や私生活の傍ら、時々ライブだと言ってライブバーで歌ってる自分は、何のために歌っているんだろうか・・・ミュージシャンごっこが楽しいから? ただ単に人前でカッコよく歌いたいから? 誰かのために歌ってるの? 自分が生きるために歌ってる、自分の歌で誰かを感動させたいから・・・理由は何だっていいと思うんだけど、思うことは、やっぱり「自分はなぜ?人前で歌ってるのか?」を追求した方が、自分自身の味が引き出せたり、今以上に歌うことが楽しくなるんじゃないかな?と改めて思う。 だって、ひと昔前と違って、アマチュアなのに、人前で歌える場所がある、これは新しい文化だし、その中に居るのだから・・・だから単なる物真似だけはしたくないなっていつも思う。