さざえのつぶやき

音楽活動を中心に、日頃の思ったこと感じたことを日記のように綴っていこうと思います。

今月の1枚・・・いや3枚。

2011年11月26日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
今月の中古CD・・・久しぶりに自分の中では高得点なブツをGET!!出来た。
一枚は一昨年あたりからえらく遅れてファンになってしまったビヨークの「POST」を400円で手に入れ、これですべてのアルバムが揃ったことになる。
もう一枚は、ネルソン「ビコーズ・ゼイ・キャン」250円、そして今回のお気に入りは、想像していた内容よりもいい楽曲揃いだったカッティング・クルーの1986年デビューアルバム「ブロードキャスト」だ。 ’80s洋楽通なら、この曲を知らないとは言わせない、日本人好みの曲(I JUST)DIED IN YOUR ARMS 邦題「愛に抱かれた夜」が入っているから買ったのだが、いやいや・・・のっけからノリがよくってカッコいい楽曲がたくさん詰まってるアルバムだった。 それが250円で売られてたわけだから・・・BookーOff奈良法華寺店は、やっぱりマニアックなものがよく見つかる。


無駄遣い?

2011年11月21日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
仕事の途中、時間があったので100円ショップへ入った。
結局、目的の品物を買い忘れて、こんなのを5本も買ってしまった・・・(--;



で、何をするかというと・・・こうだ・・・(^^;



CDをディスプレーしたかっただけ。

ある意味、これは僕の『癖』なのだ。

昔吸ってたタバコのヤニで汚れまくってる「自分の部屋」の白い壁には、無数の画鋲の跡がある。 何度もポスターやらピンナップをあちこちに貼っては剥がしの繰り返しをするから・・・。

とっさに思いつきでステレオ機器の配置変え、CDや本棚なの並び替え・・・狭い、いつも同じモノしか置いてない部屋の中で、めったと誰も来ないのに模様替えをしてしまう変な癖。

これも、子供の頃住んでたトタン屋根ふた間の我が家には、自分の部屋などなく、友達の家に行けば「子供部屋」というものが存在しており、ずっと憧れていた反動でもある。

結局、部屋の掃除までしてしまってもうこんな時間かよ・・・(><)
やりだしたら納得いくまで終われない難儀な性格。

飛鳥の路 

2011年11月13日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき

2008年02月24日のブログ引用


あの日、僕はひとりを楽しみたかったのだろうか・・・現在(いま)の自分からは考えられない『孤独』を楽しむ癖があったのかもしれない。
ちょうどあの頃は、『失恋』というものを、柄にもなく体験したばっかりで、未練たらたらの情けない日々を過ごしていたように思う。

部屋に閉じこもっていてばかりではいけないと、せめて孤独でも、外に出かけて、ゆっくり自分を見つめ直そうと降り立った駅・・・『飛鳥駅』

小学校の5年生くらいから飛鳥の古墳や史跡に興味を持ち、すでに飛鳥通になっていた僕は、なじみの散策路をゆっくりと何も持たずに歩いていた。
欽明天皇陵を過ぎ、鬼の雪隠、まな板に通じるのんびりとした道で、あの『悲しい出会い』は待っていた・・・。

当時、僕は22歳・・・その彼女は結局最後まで歳を訊くことが出来なかったけど、話す内容や話し方からすると、僕より五つくらい年上だったかと思う。
「橘寺はこの道でいいんでしょうか?」そう、尋ねてきた彼女は、とても美しく色白で、細く華奢な、ジーンズが似合う女性だった。
今から思えば、あの頃にそんな勇気がよくあったものだと、首をかしげてしまうのだが・・・「よかったら、一緒に歩きませんか?僕、結構詳しいんです。」



甘樫の丘から孝元天皇陵を過ぎて、橿原神宮駅まで歩いた後、彼女のほうからだったか、僕のほうからだったか、「今度いつか会えたら、すごい偶然ですよね。」
「そのときはまた声かけてください」・・・みたいな、本当にそのときは話の流れの上で冗談を言ったつもりだったのだ。


まさか・・・それから1年後に・・・それもまったく違う季節?だったように思う・・・まさか・・・そのまさかが起きた。

飛鳥駅の西側・・・そう、真弓の丘付近で・・・。



文通がはじまった。
名古屋と奈良・・・少し遠いけど、なんとなく近い・・・。
いつしか、5通の手紙を最後に、返事がこなくなった。


春一番が吹くある日、その悲しい手紙は届けられた。
彼女からではなく、同じ住所からの・・・お母さんからの手紙だった。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


春一番が来る季節になると、今でも思い出す、不思議な、ドラマのような、悲しい思い出話し。


そんなことを思いながら書いた歌が、『飛鳥の路』です。



飛鳥の路 作詞・作曲:ながたたかし

ホームを降りたら風がさそってくる
心の中によみがえる あの日のふたり
レンゲの花揺れてる真弓の丘には
あの頃と変わらないままの のどかな風景
君と初めて腕組み歩いた 橘の道を
今は一人で歩いています 君を思いながら
ああ 君とまたここで会えそうで
ああ こころのふるさと 飛鳥の路よ

昔を偲ばせる 都の跡には
万葉歌人のうた声が きこえるようで
板葺の宮から 真神原の辺り
甘樫の丘を望めば 飛ぶ白鷺
小川のせせらぎ 耳を傾ける君の頬に口づけた
黙ったままの二人を照らす 二上山の夕日よ
ああ 君とまた ここで会いたくて
ああ いにしえの都 飛鳥よ

ガイドブックに栞のように 君が挟んだ押し花
ホームを挟んで 風が伝えた ふたりの切ない思い
ああ 君とまたここで会えそうで
ああ 飛ぶ鳥よ 飛鳥の路よ

2011.11.07

2011年11月07日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
色褪せた壁に 四角い窓がいくつもある

いまは何も見えないけど

そこにはいくつもの場所があった

何を考えようとも 答えはいつもひとつ

自分が選んできた事だから

すべてを受け入れるしかない

すべてを受け入れる勇気よりも

そうなる前に判断してきた自分の勇気を褒めてあげたい

サラサラサラサラ・・・

僕の人生は 砂時計の真ん中

でももうすぐ止ることになるかもしれない

そしたらまた 自分の手でひっくり返して

新たな時の流れを作らなければならない

サラサラサラサラ・・・

ただ

それが止まったとき

少しだけゆっくりしようかな

一息入れるっていうの?

そんな感じかな・・・

でも心配はいらないよ

だって

今まですべてこなしてきたからさ

きっと また自分で片付けちゃうんだから

色褪せた壁に 四角い窓がいくつもある

足下に見つけたこの写真

ちょうどこの窓の枠に収まった

こうやって そう こうやってね


こおりやま音楽祭に参加してきました。

2011年11月03日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
当時中学生だった少年が、市長に送った一通の手紙がきっかけで始まったという「こおりやま音楽祭」も今年で3年目ということで、1年目が4000人、昨年は8000人、さて今年は何人の人たちが来てくれたのかが知りたいところだが、僕は今年はじめて参加させてもらうことになり、それも今年から増設された城下町会場の中の「良い食品処さとなか」会場だった。 

「さとなか」さんは、その名の通り、無添加の良い食品だけを販売されてるちょっとした「お土産物屋&カフェ」で、何度か真ちゃん和ちゃん(音楽仲間)のライブにご一緒させてもらっているので馴染みの店。 今日の会場企画の真ちゃんは忙しく動きまくっていたが、そっさん(音楽仲間)はじめみんなの協力によって大盛況に終わった。 

全般は「ぶうどりあん」のジャズからはじり、ブルーグラスのいちもとみつるユニット、万華鏡、そっさん、ハマジラ、僕、ひまなスターズ。まえちゃん印、再び、いちもとみつるユニット、ZORO、真ちゃん和ちゃん、そして特別ゲストの衣川亮輔(クロスエンタテイメント)で観客数もピーク、熱気もピーク、そして最後は全員で「翼をください」「あの素晴らしい愛をもういちど」「上を向いて歩こう」を歌って終了した。

何を企てるのも大変なことだが、少しは僕も「ならフォーク村」を通じて解っているつもりで、どれもこれも全員の協力と強い意志があっての成功、今日の「第三回こおりやま音楽祭」の実行委員副会長?を務める音楽仲間、メイビーさんも一日中大変だったと思う。
でもこの素晴らしいイベントに関わることが出来て本当によかった。 新しい出会いもあったし、何よりもいつもの仲間の笑顔がまぶしかったし、忙しい日々の暮らしをひと時忘れ、無邪気に笑う姿を見ていると、音楽を続けてきた自分が幸せだなとも感じた。

「いつも僕の目の前にある いくつもの分岐点」
「人の出会いも いろんな出来事も 僕がふったサイコロ 丁か半」