さざえのつぶやき

音楽活動を中心に、日頃の思ったこと感じたことを日記のように綴っていこうと思います。

入れ替え

2015年01月30日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
頭の中の引き出しだとか、誰かをやさしく受け入れる心の器だとか、そういったものには許容範囲というものがある。 今年、俺は50歳を迎える、だからと言って特別意味はないが、少し考え方を変えてみたく、新しいものを始めたり覚えたりするために、使わなくなったもの、意味のなくなったものを捨てる作業をしていこうと思う。

先日もとある場所へ行き、あるものとサヨナラをしてきた。



昔っから石橋を叩きすぎるほど慎重過ぎて、なかなか行動に起こさない性格のように見えて、実はやるときはそれ以上のことを大胆に起こしてしまう・・・。俺の人生も波乱万丈とまでは言わないが、結構ダークでハードなことも自分なりに解決してきた。 だからまた人生の刺激を欲しがっているのかも知れない。 5月にワンマンライブを決めたのも、その日に自分なりの「賭け」を作りたかったからでもある。



今年はまだまだ捨てようと思うことがある。 捨てても新しいものを入れればいいだけだ。 その前に掃除もしなきゃなんないけど。

あの日の僕へ

2015年01月25日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
理由あって約束より1時間遅れると彼女にメールして、名古屋行特急に飛び乗った。



26年ぶりの再会、名古屋までの1時間50分、俺は彼女に会いに行くという目的とは別に、あの頃の自分に会いにいく感覚でいた。
駅に着いた俺は、彼女と電話で「どこ?目の前に何が見える?」と田舎者丸出しで10分ほど迷いながらなんとか彼女を見つけた。
待ち合わせ場所を名古屋駅にしたものの、ふたりとも知らない場所なので、名鉄百貨店内でランチ3時間、一応店に気を使って別のCaffeに移動して3時間、お互いに持ち寄った当時の40通もの手紙を交換しては、別人と変わってしまった自分との再会。
楽しい会話の隙間を、何度も虚しさが遮っていく。 過去を振り返っても何もならない、だって、今の自分は過去の必然的出来事の集大成であるから、もし過去を否定したり悔んだりしたら、今の自分を否定、悔やむことになるから。
ただ、手紙の中で踊る俺は、今の俺よりとても純粋で、正義感に溢れ、自然を、宇宙を、人を愛していた。 それらすべてを失くしたとは言わないが、今まで忘れてしまっていた感情やものの見方がそこにはあった。

俺は今年50歳の誕生日を迎える。 親父が死んだ54歳だけはクリア出来ることとを願って、人生が起承転結の物語ならば、今年からは転に入るつもりで生きてやる。 そんなことのきっかけのひとつが、今日であればなおさら意味が深まるだろう。


「すべての出会いや出来事には意味がある。」 ながたたかし

明日は池田屋でライブ。

2015年01月23日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
明日は池田屋でKanako&Yajirobeのライブ、たくさんの方に来てもらえたら嬉しいな。 そんな気持ちでさっきギターの弦も張り替えたよ、あれこれ試してきたけれども、このタカミネDMP200SPにはいや、このタカミネを弾く俺の弾き方には、DeanMarkleyの#2087が合うかな。 ダダリオやマーチンやエリクサーのコーティングも使ったが、今のところ俺にはこの弦かな。

ここでちょっと早い告知をしちゃおう! 今年5月20日で俺もとうとう50歳になっちゃいます。 それを期に「ワンマンライヴ」をやります!



まだ詳細は決定してませんが、場所だけは新大宮 Acoustic Live ber Billyでマスターが了解してくれました!! 当日の集客数によっては、しばらく歌うことを辞める心構えも出来ました。 50歳のわがまま、どうか当日はお願いします。
予定では、2時間たっぷり「ながたたかし」をさらけ出すつもりです。 ソロステージとYajirobeステージに分けて。 そのソロステージにハープとカホンで応援していただける人もこれから募りたいと思います。 今年はわがままに50歳を迎えようと思います。

人として

2015年01月22日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
人に興味を持ってほしい。

そして、人がする事にもっと興味を持ってほしい。

「よかったよ」と言われれば、「ありがとう」と返してあげて欲しい。



昨日会ったあなたは、今日から僕の友達?みたいな平気感覚はどうかな?

本名も知らずに ハンドルネームしか知らないままでいる仲間ってどうかな?

偽造物のような歌で お涙ちょうだい的なあのひとはどうかな?(プロならそれもありだけど)



100円ショップ、使い捨ての時代、人との触れ合い方も簡素化されて「出会い捨て」かい?

適当に「いいね」適当に「がんばってくださいね」適当に「すみませんでした」

ネットの世界では、知らず知らずのうちに、そんな大事なものが麻痺して失われようとしている。

自分発信すること、それ自体何も間違ってはいないし、どんどんやるべきだと思う。

ただ、発信ばかりじゃなく、周りの人にも興味を持ってほしい。

発信だけしたいのなら、SNSを使わないで、コメント拒否のブログにすればいい。


本当に自分を伝えたいのなら 生で会って 生で伝えるべきだ

そんなふうに思えた寝付けない夜でした。

がんばって寝よう。


二ール・ヤングはいつも凄い

2015年01月21日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
仕事からの帰り道、長袖のトレーナーを買おうとイオンモールに寄ったはずが、買って帰ったのは二ール・ヤングの昨年暮れに発売されたNEWアルバムだ。 俺は昔っからこうなっちまう、散髪へ行こうと出たはずが途中でCDに変わったり・・・。

今回のCDは1枚目がソロで10曲歌われていて、2枚目は同じ10曲をオーケストラをバックに生録音という、まあ最近の二ール・ヤングの音に対する拘りは凄すぎる。
もう海外ではあちこちにハードも出回ってるのかな? MP3をとにかく批判し続け、CDよりもアナログレコードよりも生音を表現することを追及してきた結果作り上げたPONO(ポノ)という音声ファイルフォーマット。 とにかくこの人の音楽再生機器や音源に関する考え方には共感出来るところが多い。
ネットから引用させてもらうが、彼はこんなことを発言している。(以下ネットからの引用記事)

俺は、音楽が生み出す感情──鳥肌が立つような、あの感覚だ──を取り戻したい。ビットがどうしたとかではなく、アーティストが具現化したものを、そのまま聴けるようにしたいと思っている。これは、20世紀の終わりくらいから考えていたことだ。ただ、さまざまなハードルがあって、ここまでくるのに時間がかかった。

技術は人の暮らしを良くするものでなければならない。新しいテクノロジーを使えば、人の暮らしはもっとよくなるはずだし、よいインプットを生み出せると思っている。でも、これまでは、そうした“暮らし”に対する視点が欠落していたのではないか? いま、音楽そのもののもつ意味は薄まっている。音楽を聴いたとき、そのアーティストが誰であるかだとか、どんな曲であるかがわかるだけで留まっていてはいけない。そのとき、テクノロジーはいろんな感覚を与えうるものだし、Ponoはきっと、それを与えてくれる。実際にさまざまなアーティストにPonoを体験してもらったが、フランク・シナトラだって(もしPonoを体験できたら)きっとそう思ったんじゃないかな。

古いレコードを大事に守り続けるだけでなく、本当の質を維持し続けることが大切だ。音楽を単なるコピーではなく、生かし続けることが必要だ。なぜならコピーでは人の心は動かせない。俺は、かつて世界を動かした“音楽の力”を再現したいんだ。 スティーヴ・ジョブズはヴィジョンのある男だったと思う。彼はiPodを生み出し、「音楽のライブラリを持ち歩くことができる」という体験を実現した。これは歴史に残る画期的なことだったと思うが、いまにして思えば、あくまで「土台」だ。Ponoはその延長線上にある。次の世代へのつなぎになる。いままでの音楽の歴史を維持し、継承していく役割を果たしたいと思っている。


俺も最近のオーディオ機器の有り方や、音楽ソフトを買わずに、ダウンロードして飽きたら消すという音楽そのものについての扱い方に納得いかないのだ。
「おまえ、音楽は生音で聴くか、オーディオ機器のスピーカーから聴くものやで、ヘッドホンで聴いてても面白くないぞ」と若い子たちに言うと、「自分だけ誰にも邪魔されずに聴きたいんですよ」とか「家せまいし、ゲーム機器の置場で部屋いっぱいですわ」とか「CDなんか買ったら邪魔ですやん」とか・・・

俺たちの時代は、「音楽を嗜む」という時間があったし、そういうものだと音楽に接してきたからね・・・音楽聴くのに、まず好きなコーヒーや酒を用意して、レコード一枚大事に取りだしては、スプレーで埃を取り除き、ゆっくりとターンテーブルに乗せ、そっと針を落とす。」A面が終わるとB面にひっくり返す・・・。あ~よかったな~昭和の時代は!!

OUT

2015年01月15日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
8年以上続けてきた「ならフォーク村」の活動を辞めることにした。

そのひとつの理由ではないが、チャリティーライブ会場として使わせていただいてた「道の駅・大宇陀」が経営者移行で使えなくなった。

自然体に今年はまず戻ることにした。

疲れたことも事実。

僕にとっての音楽活動は、無理してまで続けるものじゃない。

あくまでも自然体。

ごめんなさい・・・ちょっと疲れました。


どうする?インフル

2015年01月07日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
昨日、風邪も治ったかと出勤したら、身体のあちこちが痛いし、目の奥がまだ痛むし・・・めったと風邪ごときで病院いかない俺が診察受けて、インフルエンザ検査に引っ掛かり、すぐイナビル?とかいう吸入粉末剤と点滴をしときましょうと処方され、昨日の昼間っから休むことに。



熱がなかったのは、予防接種を12月にしたからだと、まるでこの宗教に入ってたから、これくらいの怪我で助かったんだみたいなことを言われ、いまは自分の部屋から下のリビングに家族が起きて居てる間は出ないよう隔離状態。妻がそれなりに飯を運んできては、ドアの前に「置いとくよ~!」と一言。 鎖に繋がれた俺は。鉄格子の四角い扉を開け、それを口に・・・なんてね、これもまるで横溝正史シリーズ「真珠郎」で真珠郎が隠し部屋で監禁されてるイメージだなとアホなこと言いながらメモ程度の日記。まあ、仕方あるまい、娘のセンター試験を台無しにするわけにはいかないしね。 心配ありません、たぶんインフルに気づかず3日以上経ってたから、あと1日もすりゃ元気になります。 気が小さい気遣い屋さんなんで、仕事も放って置けないしね。 医者も言ってたし・・・「感染者の近くにいたからとか、居なかったとか関係ない、染る時は何処でだって染ります。」ってさ。 今年は年始から、なんだかね・・・。

27年ぶりの手紙

2015年01月05日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
風邪もようやく峠を越したようで、今夜は食事がまともに出来た。
昨日届いた久しぶりの年賀状は、高校の3年間、そして社会人になってからの4年間続いた文通相手、まゆみことまみごんからのメッセージ・・・「元気でしょうか?近況知りたいです。」その一言に、「近況を語るにも前後が必要だしな・・・よし!久しぶりに手紙だ!」とはりきって便箋に向かうが、PC時代に慣れてしまったこの身体、すぐに諦めタイピングで手紙を5枚。



当時全学年で女性が3人だった王寺工業高校、それはもう男子校であって、女性が居ない学級というのは凄まじいものがあった。 スクールウォーズやビーバップ・ハイスクールの女居ない版みたいなそうじゃないような、ま、学校の事はまた別の機会に書くことにして、その頃買ってたアニメ雑誌だったかな、そこで知り合ってどちらから先に手紙が届いたのか忘れちゃったけど頻繁に手紙のやり取りをしていた。 寒い時には100円カイロを封筒に入れて送って来てくれたり、ギターにぶら下げるフェルトで作ったキーホルダーみたいなのを作ってくれたりと、女っ気のなかった僕には、会ってはいないものの、ひとつの恋愛感情を抱かずにはおれなかったものだ。 趣味もよく合ってたみたいで、特に音楽はよくカセットテープに録音してプレゼントしてあげたり、してもらったり?そんな中で彼女が当時好きだった浜田省吾を教えてもらい、逆に財津和夫率いるTULIPを教えてあげてはお互いがそれぞれの熱狂的なファンになったりと。 今みたいにメールの返事が一時間経っても返ってこないからと喧嘩したり。あるいは殺人にまでなるようなギスギスした時代じゃなかったんだ、手紙を出すと遠かったら最低2日から3日はかかって相手に届くんだよ、それでもその待ってる間が凄く楽しみであり幸せだったりしてたんだ。 人はいつからだろう、「待つ」という言葉を失ったのは・・・。

そんな彼女とは22歳の終わりに一度だけ京都でデートしたことがある。 彼女は岐阜県なので中間地点はということでそうなったのだが、今考えれば全然、中間地点でもないし・・・ 
当時の俺は、失恋の痛手が癒されぬまま、しかも花粉症にかかり始めた頃で、性格暗いわ、鼻水止まらないわのデート、きっと彼女はつまらなかったんじゃないかなぁ、それでもいまでも待ち合わせ場所に傘を持って立つ彼女の姿も、一緒に嵐山で蕎麦食いながらの笑顔の彼女もハッキリと覚えてる。

それからはお互いが結婚して、彼女も名字が変わり年賀状だけのやりとりになったもんだから、27年だよ・・・そりゃ波瀾万丈の出来事が詰まってますって! まあ、手紙の内容は㊙って事で、とにかく今夜は浜田省吾を聴きながら、あの頃に戻って手紙を書いたという自慢をしてみたかったんだよ!! Facebookじゃないから「いいね」ボタンもなけりゃ「それが?」ボタンもないんだよ~w

久しぶりの風邪

2015年01月04日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
俺はバカだと思っていたが、最近頭が賢くなったみたいだ。 30日から4日までの正月休み、どうしても毎年のことながら2日はとある施設の常駐清掃に入ってあげなければならないので出勤してきたのだが、吉野は雪が積もっていて極寒の寒さだったせいか、その夜は悪寒と身体の節々が痛くてうなりながら寝ていた。 何を食っても吐き気がするし、とにかくビタミンCだとオレンジジュースを飲んでいたが、後でわかったこと、オレンジジュースのビタミンCはそれほど含まれておらず、黄色のピーマンやパパイヤ、グァバ、いちごのほうがはるかに摂取出来るんだと・・・ 


寝込んだせいで、持病の腰痛もひどくなり、1Fのトイレにいくのも今にも死にそうな顔つきでハーハー言いながら一苦労。 おかげで今日のさっきまでずっと寝たっきりだった。 熱い風呂に入って身体を温め、免疫力アップしながら寝るといいと知っていたので普段お湯にゆっくり浸からない俺だけど、昨日。今日はこれを実行・・・やっとパソコンの前に座ってられるまでに回復した。
確か、4日はPop-innで新年早々のオープンマイクがあったはず、実は楽しみに行く気でいたのに・・・さて、明日からは本格的に出勤だ・・・朝、起きれるかな・・・早く寝よう・・・つまらん年始休みになっちまったもんだ。

ルーツはやっぱり・・・フォークなんだよな。

2015年01月01日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
年末に部屋の掃除とCD棚の整理をした。 見てほしい、これがA型の性格だ! 自分が興味ないところはぐうたらなんだが、拘るところはとことん拘る。



600枚以上はあるCDを薄っぺらなソフトケースで保管、3分の1サイズに圧縮出来るし、アナログレコード感覚で探したりで楽しい。



殆どが80’s中心の洋楽だが、この元旦、毎年のように U2の「NEW YEAR’S DAY」で目覚め、かなりのアルバムを日本酒、カンパリ、コーヒーを飲みながら憧れの言葉だった「優雅」というものを体験していた。(笑)

演歌以外は何でも聴く方なのだが、聴いていて心が静かに求めるものは、結局ギターを手にした時に聴いていた、浜田省吾、佐野元春、泉谷しげる、伊勢正三(かぐや姫は好きじゃない)、ふきのとう、村下孝蔵、そして今も特別扱いで聴いているTULIPなのだ。



まあ、歌ってる俺を誰が聴いてもロックだなんて言う奴はいないよね(苦笑)誰が聴いても100%フォークだよな。 最近作って歌ってる「風向きを変えっちまえ!」でも、歌う奴が変わるとロックになるのかなとも思うけど、俺が歌うとフォーク、ノリのいいフォークなんだろう(笑)
ただ、生き方はロックしてるつもりだけど・・・ちゃうか?

ただ、「●●●みたいな曲やね。●●●さん、よく聴いてました?」ってなことを、あまり言われた事がないんだよな・・・「ながたらしい曲やなぁ」とは言われるけど・・・これってオリジナリティがあるんだと喜んでいいものなのかな? でも、たくさんの歌聴いてる人に聴かれたら、「伊勢正三みたいやな」とか「浜田省吾好きやった?」って言われるんやろな。 ただやっぱり「思いっきり長渕に影響されてるなぁ・・・」ってだけは言われたくない。 え?俺?長渕は昔から好きじゃなかったよ・・・あ、友達何人か居なくなったかな?(^^;