さざえのつぶやき

音楽活動を中心に、日頃の思ったこと感じたことを日記のように綴っていこうと思います。

青春のBGM 「LOVE ME TOMORROW 」

2010年11月26日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
工業高校を卒業して、最初に就職したのは、とある電子部品製造会社だった。その会社は多くのメーカーに向けてのサーモスタットを専門に作っていた会社で、当時、日立のファンヒーターが世に出回っていた時代ということもあって、僕はそこの工場の1ラインの責任者を任されたのだけど、19歳の若僧にはちょっときつく、精神的に身体を壊し、いまの自分からは想像出来ないくらいに痩せ細っていった。
そんな嫌な職場に向かう時も、やはり心を癒してくれたのは、ウォークマンから聞こえる音楽だった。 僕は原付のHONDA・シャリーを使って家から会社までの30分を通っていた。 今から思い起こすと、ウォークマンのヘッドホンはしていたが、ヘルメットはかぶっていなかったぞ!?(--; その頃によく聴いていた曲が「シカゴ16」のアルバムだった。 ヒットしたのは「素直になれなくて」だったが、僕はアルバムの中のこの曲が一番好きだった。 アレンジャーのデヴィッド・フォスターを知ったきっかけもこのアルバムからで、彼のストリングスには何度も泣かされ、何度も勇気づけられたものだ。 しかしラヴソングである歌詞の内容とは何ら関係ないのに、この曲を聴くと今でも「よし!今日もがんばろう!」と思いながら、あの宇野峠の原付バイク越えを思い出すというのも、なんだかおかしな話ではあるが・・・。



青春のBGM 「神様に感謝をしなければ」

2010年11月19日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
高校3年間は、毎日のようにブラスバンド部の練習で帰りが遅くなっていた。
自宅のあった吉野郡大淀町の下市口駅から、僕の通っていた王寺工業高校までは、近鉄と国鉄を乗り換えての通学で、1時間から1時間10分程で、帰りの電車は、国鉄和歌山線、五条行きが1時間に一本という田舎線だったから、乗り遅れるとまた1時間待ちという・・・まあ、そんなんだったから、たくさんの小説を読んだり、たくさんの音楽をウォークマンで聴くことが出来た。

ちょうど国鉄から近鉄に乗り換える分岐点が吉野口駅で、そこでは当時片思いしていた仁美ちゃんの通う五条高校の学生たちと合流する駅でもあったので、僕にとってはとてもとても大切な駅でもあった。(笑) でも、部活で遅くなると、この駅に降りるのが夜の10時をまわってたりすることも度々で、そんなとき、乗り換えの近鉄吉野行き電車がホームにくるまでの時間に3分というのがあって、そのときによく聴いていた曲がこの「神様に感謝をしなければ」だった。 2分58秒・・・それを知っていた僕はいつもこの曲にカセットテープを巻き戻しておいて、「あれ?今日は電車遅れてるやんか。」なんて思いながら聴いたり・・・片思いの恋を忘れようと努力していたり。



青春のBGM 「もうひとつの土曜日」

2010年11月16日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
受話器をしっかりと耳にくっつけながら、たぶん最初はたわいもない会話を、彼女としていたのだと思う。 その頃はよく、仲の良い同級生男女数名で遊んでいて、僕は連れの妹の友達という4つ年下のYに思いをよせていて、電話の彼女とは、ただの同級生・・・とはいうものの、学年でもトップクラスの美人だったから、まったく気がなかったわけでもない。

「Yちゃんと、このままうまくいけばいいね・・・」

「まあな・・・」「それより、おまえこそ、誰か好きな奴おらんのかいな。」

「いま・・・そばに・・・いてる・・・いいのに・・・」

「はあ?」「・・・!?」「今、おまえ・・・なんて言った?」


いうまでもなく・・・20歳そこそこの自分に、セルフコントロールはなくて。


その後、彼女に告白した場所も、今ではハンバーグレストランとなって25年以上も経つわけだが、この曲は当時、「LONELY」という浜田省吾のシングルレコードのB面だった曲で、「俺の気持ちなんや、聴いてくれ。」とカセットに録音して彼女に渡したことを、今でも鮮明に思い出してしまう。 青くさいというか、恥ずかしいというか・・・純粋だったというか。(苦笑)

それから2年の恋愛と別れがあった。


これやから日本の音楽は腐ってるんや!!

2010年11月15日 | 下手の歌好きソングライターのつぶやき
スウェーデンポップロックの「ROXETTE」が大好きで、最近またハマって聴いている。 先日、客先の有線で流れてたJ-POPに、あれ?と思ってよく聴いているとと、「なんじゃこりゃ~」って思って、若い子に訪ねましたがな・・・「これ誰の曲?」って。 

「似ている」「似てしまった」・・・どうでもいい。
真似ることの上手な島国だなと・・・中国や韓国にどうこう言えた立場じゃないだろ。

「でもね・・・いくら日本でヒットした楽曲でもさ、スティービー・ワンダーやビリー・ジョエルなんかと一緒に肩並べて歌えるわけでもないんだし。」 つい最近、そんなことを、仲間と話してたっけな。