家にずっといると、時間に余裕ができるので、数日前に、昔のアルバムを引き出して来て久しぶりに見てみました。デジタルカメラで撮影するようになってからは、カードやディスクに保存しているのでそれ以降、印刷してアルバムには貼っていないので、何冊もある古いアルバムに貼っている写真はすべてフィルム写真です。アルバムを1枚1枚めくりながら写真を見ると写真の横や下に説明文などを書いていたときの気分も思い出し、写真とともに懐かしい気分になりました。デジタルは便利な面も多いのですが、アナログにしかないような独特のよさがあるんだろうなあと思いました。
古いアルバムを見ようと思ったのは、花旅をし始めたのはいつだったのだろうと思ったのと、仕事をしていたときに比べたら時間に余裕ができてたくさん花旅したいけれど、コロナ禍の影響でほとんど行けないので以前出かけたときの写真でも眺めてみようと思ったからでした。
何冊もアルバムを見ていたら、大阪市鶴見区の鶴見緑地で1990年に開催されていた国際花と緑の博覧会で、たくさんの花が咲いている公園内を歩いて散策したことが花を求めて旅するきっかけの最初になっていたということを思い出しました。何回も訪れて花を眺めたり、毎回政府苑などで無料配布される花鉢の列に並んだり、各都道府県の日に、お土産をいただく列に並んだりと、ものすごく楽しかった日々が花旅をするきっかけになっていたのを今になるとそうだったと思い出せたのでした。

たくさんのパビリオンがありました。

ジキタリスの花の名前も花博で初めて覚えました。フクシアなどそれまであまり見たことがなかった花の名前を覚えたのも花博でした。

日立館

1990年の9月は雨の日が多かった年でした。


SLも走ってましたね。

開催時はいつでも入場できたパスポートを持っていたので、何回も足を運びました。会場内をいつも2万歩くらい歩いてました。花博で花がもっと好きになったのだと思います。でも、当時は毎回カメラを持って行ってなかったので、あちらこちらで見たことがなかったたくさんのきれいな花を眺めてきれいだったのは覚えているのですが写真の枚数は今と比べたら100分の1くらいしか撮影していなかったなあと思いました。フィルムのカメラだったので、フィルムには数に限りがあるので、デジタルカメラみたいにたくさん撮影しなかったからでしょう。デジタルカメラで撮影する写真の利点は何枚も撮影可能ですし、ピンボケなど失敗写真は削除できるというカメラの撮影できる状況が全く違ってましたね。花旅をするようになった原点はやはり花博でした。このブログでも、花旅を中心に記事にしてきて、その原点は何だったのだろうとふと思ったものでこんな記事を掲載した次第になりました。
以前は、仕事を辞めたらもう一度スイスに行こうと思っていました。アルバムに貼っていた昔訪れたスイスの写真も眺めて、もう行けないかもしれないなあとも思いました。もう行けないかもしれないので、このブログに掲載しているフォトアルバムもついでにもう少しだけ追加しておこうかとかも思いました。今年の6月頃、コロナ禍じゃなかったら北海道に行こうと思っていました。以前訪れた北海道の写真もアップでしてみようかななどとアルバムを見ていたら思い付きました。