クハ201-156の鉄blog

鉄道全線乗りつぶし記録と撮影記のブログ
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2010-12-11 大糸線乗車記

2010年12月12日 | 乗り鉄日記
大糸線に初乗車しました。

■あずさ3号で南小谷へ
毎日1本南小谷まで直通している「あずさ3号」に立川より乗車することにした。この列車は千葉始発でもあり、定期のあずさ号としては最長距離を走る。
15分ほど前に立川駅に到着するが、「中野駅にてお客様が転落した※」というアナウンスが流れ中央線快速にダイヤ乱れが発生。「あずさ3号」は所定の7:53発が約25分遅れて8:15に立川を発車。高尾までは先を走る各駅停車の直ぐ後続ということで遅れが3分ほど拡大し28分遅れに。山線区間に入ると松本までは順調だったが遅れは回復することなく27分遅れの10:50に到着。後2両を切り離した後直ぐに発車するとのアナウンスだったが、長野からの普通電車1222Mが強風のため遅れており、その接続を待ってからの発車になるとのことだった。
1222Mが11:03に松本に到着し「あずさ3号」は37分遅れの11:04に松本駅を発車。
※金曜日に飲酒した男性会社員(26)が土曜日の朝、帰宅途中に誤って転落したが、レールの間に倒れ電車が頭上を通過して助かったとのこと。

松本駅で1222Mの到着を待つ「あずさ3号」


松本駅から先は初めてである大糸線。車窓からは虹が見えたり、雪化粧した壮大な山脈などが見え始め景色も一変。平野部でも積雪していた区間があり冬を感じさせる車窓であった。途中の穂高では先行していた「リゾートビューふるさと号」のHB-E300系を追い抜いた。


■南小谷に到着
南小谷には最終的に34分遅れの12:16に到着。

所定時刻通りであれば600m先にある社界標の確認やおたり名産館のお蕎麦を食べる予定だったのだが、折り返し時間までには時間が足りず、残念ながら駅から離れることを断念。
さらに所定なら糸魚川方面に行く西日本の気動車とE257系の並びも撮れたのに遅れの影響がさらに…。
遅れたことによって糸魚川方面への接続が出来なかった乗客への救済として、駅が手配したタクシーに乗り込む姿が見られた。
折り返しの時間までは駅スタンプ押印や駅前、駅舎、ホームの観察などで過ごすことにした。


■信濃大町へ
折り返し13:00発の快速で信濃大町へ。交換予定の列車が遅れてるということで7分遅れの13:07に発車。2両編成のE127系100番台はワンマン運転で、車内は西側がクロスシート、東側がロングシートの配置となっている。


信濃大町には途中の停車時間が省略されて2分遅れまでに回復しの13:49に到着。
松本行きの時間までは同じく駅スタンプ押印や駅前、駅舎、ホームの観察などで過ごす。


■松本へ
所定の14:13にブレーキ緩解音が聞こえたが何やら発車しない。1人の乗客がホームでドアを無理矢理開けようとしている。その乗客が自分の席辺りに近づいて、手をあげて指を差していた。網棚を見てみると自分の真上にリュックが。「そうか、忘れたんだ!」 とっさに窓を開けてリュックを渡してあげた。列車は直ぐに発車!リュックを忘れてしまうなんてうっかりも良いところだな。
1分ほどの遅れだったので、列車は行く程に回復して所定に戻ったが一つ手前の北松本では、松本駅発車の交換列車が遅れたためにしばらく停車。松本で乗換え予定の「あずさ24号」が15:19発なので乗れるかどうか心配になってきたが、4分ほどでその列車が北松本に到着し信号が切り替わって直ぐに発車。松本には15:16に無事到着。「あずさ24号」発車3分前であった。ギリギリセーフ!!

■あずさ24号で立川へ
松本での乗り換えも無事終了して、立川へ。車販のコーヒーを飲み終え、疲れていたのか車内ではうつらうつら。17時前には日も暮れて車窓は夜景。17:40に所定どおり立川に到着。今日乗った列車で唯一ダイヤどおりの列車だった。