クハ201-156の鉄blog

鉄道全線乗りつぶし記録と撮影記のブログ
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2011-1-8 中央本線(辰野支線)乗車記

2011年01月09日 | 乗り鉄日記
2011年の乗り初めとして中央本線の辰野支線に初乗車して来ました。

■塩尻へ
日の出前の寒さ厳しい早朝の立川駅。421Tで高尾へ行き427Mに乗り換えて岡谷へ。
・427M:ナノC9編成と高尾の天狗

定刻通り6:14に発車した427Mは、走るに連れて日の出時刻となり車窓も夜明けを迎えた。山から出る太陽が他の山を照らして景色は絶賛。甲府での数分停車を利用してホームにあるNEWDAYSでサンドイッチを購入し車内で朝食。朝食を食べれば当然生理現象が起きるのだが、このC9編成は300番台なので高尾方、松本方の両先頭車にトイレがあり便利。甲府を過ぎるとすっかりと明るくなり昼間の車窓に。雪化粧した南アルプスに見とれながら岡谷に到着。
・朝の甲府駅
・蓼科方面の山々


岡谷駅では427Mに先行する快速みすずに乗り換えて塩尻へ。飯田線から来るため、岡谷でスイッチバックして長野方面へ向かう。車両はJR東海の313系1700番台3両。
・3525M:B153編成(神領車)


■辰野へ
辰野支線の始発駅塩尻に到着。快速みすずを降りると、3番線に辰野行きの156Mが停車していた。
・156M:クモハ123-1


クモハ123-1には今回が初乗車。クモニ143-1を改造して誕生したJR東日本ではこの1両しか存在しない珍しい車両。「ミニエコー」と愛称がつけられ、辰野~塩尻~松本間で限定運用されている。
・車内の様子、座席は全てロングシートで片側27席
・クモハ123-1の車内形式プレート
・車内製造プレートと改造プレート

・車外製造銘板と改造銘板
・ミニエコーのヘッドマーク
・運転台


156Mは3分程度遅れて塩尻駅を発車。しばらく本線と併走し、やがて辰野支線は右に分岐。車窓は雪が残る山間平野を走る。小野、信濃川島と停車して20分程で辰野に到着。
・辰野駅に到着した156Mは豊橋行きの544Mに接続
・折り返し塩尻に向かうクモハ123-1は塩尻、辰野間を1日9往復


辰野駅では次の列車まで1時間ほどあるので駅周辺を散策してみた。1983年に塩嶺トンネルが開通される前までは本線の駅であったので「あずさ」や「アルプス」など優等列車が走っていたが今では静かな駅となっている。構内はヤードが多いが2009年3月14日以降貨物の発着もなくなったようである。また、飯田線の起点駅でもあり会社境界標を探してみた。駅から300m程離れた豊橋起点195.5kmポスト附近に立っていた。
・辰野駅舎
・辰野駅全景
・左が飯田線、右が塩尻方
・会社境界標附近、右の場内信号機の下にある


■岡谷へ
辰野駅周辺の散策を終えて、235Mで岡谷へ。車両はJR東海の119系2両。
・235M:E14編成(大垣車)1432M天竜峡行きと列車交換


辰野から岡谷へは11分。途中川岸に停車。岡谷では本線間に支線の線路が挟まれて合流する。235Mは2番線に到着。
・岡谷駅全景
・岡谷駅には飯田線専用の0番線がある
・岡谷駅舎


■立川へ
辰野支線の初乗車も無事終えて438Mで高尾へ。繁忙期のためか大月前後で車内検札が行われた。
・438M:ナノC12編成

・韮崎附近から見る富士山
・四方津駅で特急あずさを退避


高尾からは1438Tで立川まで乗車し今回の旅は終了。
1438T:T14編成