徳ちゃん繁昌リポート

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田舎の一大観光地、足立美術館は集客倍増

2011年01月28日 | 出張先々
雪景色も趣があるもので、安来市古川町に近代日本画の美術館があります。いつも大型観光バスやマイカーが駐車場を埋め尽くしています。まさに田舎の一大観光地というところでしょうか!?

「足立美術館」は昭和45年、地元安来出身の実業家、足立全康氏によって開館。日本画の巨匠横山大観のコレクションは世界一の規模を誇り、繊細かつ大胆な作品を鑑賞することができます。また安来出身の陶芸家河井寛次郎、料理人として陶芸家としても名を馳せた北大路魯山人の陶芸作品と料理の世界をイメージした料亭風の展示や武井武雄、林義雄らの童画を集めた美術館でもあります。
また日本庭園は5年連続世界一だそうで、創設者足立全康は庭園をこよなく愛し、91歳で亡くなるまで、自分の目と足で全国から植栽の松や石を集め、庭造りに情熱を傾けました。特に冬の枯山水庭は見事なもので、5万坪の敷地の中、6つの庭園は四季折々にさまざまな表情を醸し出しています。積雪の庭園を眺めながらの沈黙、感動と心洗われる思いがします。ちょっとした芸術家にでもなった気分です。入館料2,200円が高いかどうかは別として一度は足を運ぶ価値はありそうです。

昨年秋には新館も完成して一段と観光客が増え、12月は客数倍増みたいです。寒波と積雪のこの冬も大駐車場には他県ナンバーの車が訪れごった返していました。


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