「安ければ少々我慢?」と価格破壊に逆上せた頃もあったが今は殆どの消費者が価値最優先で価格は二の次。考えてみると価格は安いという手段で価値は真に求める目的と言えるかも知れない。それなのに同質化の中、価値を見出せず未だに価格で勝負する流通業界、消費者のウォンツじゃなくニーズを理解しようとしていない気がする。
『価格とは、何かを買うときに支払うもの。価値とは、何かを買うときに手に入れるもの。』(ウォーレン・バフェット)
もちろん得意先が商談相手、でも末端ユーザーのことを考えなくてはならない。消費者自身が支払うか手に入れたいのか?どうしたいのかを考えなければ、見せかけの目標では何にもならない。負担と犠牲の上の手にした収益と、消費者が満足して喜ぶ顔を比べたらどちらが先か見えてくるだろう。手段と目的の混同では困るのだ。