「師走」とは師(和尚)も走り回わるほどの忙しさ、年間最大のピークが予想される商売も猫の手を借りたいぐらい。 妻にとって家事の繁忙期は気ぜわしく暮れが近づくとなぜか眼の色変り余裕すらなくなる。
『初冬の詩(山村暮鳥)
そろそろ都会がうつくしくなる そして人間の目が険しくなる 初冬
いまにお前の手は熱くまるで火のやうになるのだ』
反して亭主は中旬の「仕事納め」終れば年賀状にXmas、大掃除‥‥とマイペース、まずは年末年始の計画(P)が先決!ただ実行(D)は夫婦間で温度差?検証(C)などあったものではない。ゴロゴロ亭主の居場所がなくなる「師走」であることに違いない。