日本ペンクラブ総会 6月21日 於)如水会館
日本ペンクラブの総会。紛糾する議案がなく、今年はスムーズに行ったそうだが、初めての総会で年間を通しての活動を知ることができた。
注目したのは年間の事業計画が決議事項ではなく承認事項となっていること。これは一般社団法人になった時に規約に定めたものだそうだ。
「社団法人への官僚の天下りが問題になったときに、政府は民間の社団法人にまで手を突っ込んできた。これに対し、自由な活動を担保するために、事業計画を承認事項とした。」
これは吉岡会長の発言。日本ペンクラブの存在理由を垣間見た感じがした。「平和と表現の自由を守る」。
現代歌人協会総会 6月24日 於)学士会館
今年は理事会の選挙はない。決算、予算、事業計画の決議。現代歌人協会賞の選考経過も報告された。
今年の受賞者は「心の花」の佐藤モニカ「夏の領域」に決定。母親の視点、沖縄の住民として基地問題などへ向けられる視点、主題が明確だ。「優等生的、一般的、冒険がない」という選考委員の意見もあったが、「話題性より主題、文学性」を考慮しての、選考だろう。
これは昨年の「角川短歌賞」からの流れ。「だれが一番奇抜なことをやるかが競われていた感があったので、これは良い傾向だと思う。
ブログの更新が久しぶりになった。フェイスブックは毎日更新している。そちらも参照していただけたらと思う。
