「星座かまくら歌会」2018年3月 於)生涯学習センター
星座かまくら歌会。今年2回目の歌会。尾崎主筆は健康状態の関係で欠席。作品へのコメントが送られてきた。批評は出席者相互に行い、最後に選者が講評するという方法で行われた。選者の批評を総合すると、ほぼ尾崎主筆の講評と重なることが多かった。
批評の論点。
「話題性はあるが間接的で今しかわからない作品だ」「情感の内容ははっきりしていない」
「語感が悪い」「読者の取り方がそれぞれということは表現に問題がある」
「助動詞の用法を的確に」「語句の選択により表現が軽くなる」「助詞の用法は的確か」
「結句が緩まないように」「連体形、連用形、終止形の用法を的確に」「HOWを表現せよ」
「具体があると情感が鮮明に」「的確に読者に伝わるか」「オノマトペは作品を軽くする」
「語感が耳障りとなっていないか」「言葉の用法に無理はないか」
「会話体の多様は作品を軽くする」「素材がやや古くはないか」。
論点はいつもと同じだが、作品化するのは難しい。