「星座α」第44回歌会 9月10日 於)鎌倉生涯学習センター
この歌会には21人出詠した。かなりの大人数である。1:00からの開催だったが、尾崎主筆は後半からの参加。前半は選者が講評をした。
僕が挙げた論点。
「報告的だ」「切り込みがやや平凡」「上の句に工夫の余地がある」「言葉の選択は適切か」
「文法上の間違い」「表現がこなれていない」「係り結びが大袈裟」「伝聞は弱い」
「やや軽いのではないか」「音感、語感がよくない」。
尾崎主筆の講評。
「音感を自分でつかめ」「音感を磨け」「日記的だ」「作品を自分で読み返せ」「説明的」
「目だけで追わず、口に出して読め」「係り結びが大袈裟」「素直で感じがでている」
「記述的、行ったことのある者にしかわからないが、記録的要素はある」
「植物、昆虫のの名前くらい心に留めておけ」「完了の助動詞の語感の違いを生かせ」
「独立して鑑賞できる作品を目指せ」「あきらめるな」「才能があると思って精進せよ」
「自分はダメと思わず、いいとも思いこむな」「自分独特の切り込みを持て」
「掃いて捨てるほどたくさん詠め」。
初参加の会員がいたせいか、いつになく尾崎主筆の講評に力が入った。何度聞いても、文学、現代詩の本質を突く講評が聞ける。これは選者にとっても大変に貴重だ。