戦争の加害パネル展@横浜(2021年) 於)県民活動サポートセンター
2021年5月2日。横浜の県民活動サポートセンターの「戦争の加害」というパネル展示会に行った。昨年に続き2回目。昨年同様母をつれて。
展示されているパネルは、各種団体から借りているもので写真撮影はできなかった。2年連続で行ったのは、昨年見逃したものがあったからだ。膨大な数のパネルで、丹念に見るには、数時間かかろう。展示室の椅子は少ない。途中休憩で何度か座ったが、それでも疲れる。
展示は、「蝦夷地、」・琉球の領土化・台湾の植民地化、から始まり、満州事変、日中戦争、アジア太平洋戦争、まで長期間のものだ。全部は見切れない、そこで今年は中国に絞って見てまわった。
昨年理解しにくかったのは「731部隊と100部隊」の違い。ともに細菌戦の部隊だが、「731部隊」は人間に対する細菌を培養して兵器を生産する。「100」部隊は動物用の最近。敵兵の軍馬にも使えるが、主な使用先は家畜。中国人の食糧生産を、妨害するため。兵站を絶つという意味があるが、民間人の家畜も殺せる。民間人に対する殺戮につながる。何よりも細菌兵器は国際法違反だ。
また今年丹念に見たのは、徴用工問題。国内や「満州」の炭坑や工場での強制労働と言ってよいほどのもの。死者がかなり出ている。これをリアルに感じられた。
母は昨年に続き、朝鮮の植民地支配を熱心に見ていた。少女期にプサンに住んでいたからだ。
まだまだ見たりないものが多い。今年はFacebookで知ったが、来年も行くことになりそうだ。