日本ペンクラブ声明:ミャンマーの軍事クーデターに反対する
今朝、ミャンマー国軍がアウンサンスーチー国家顧問らの身柄を拘束し、非常事態宣言を発したことが伝えられた。明らかな軍事クーデターである。
ミャンマーは選挙制度改革やロヒンギャの人権問題など、民主化の道半ばにある私たち日本ペンクラブもかねてよりアウンサンスーチー氏を客員会員に迎え、ミャンマー・ペン創立の後押しするなどの支援を重ねてきた。
民主化は言論表現の自由と自由な選挙のもと、平和裡に進められるべきである。私たちはこのたびの強硬な軍事クーデターにあくまでも反対し、ミャンマー国軍に対し、スーチー氏らの拘束された関係者の解放を強く求めるとともに、日本政府と国際社会が一刻も早く有効な手立てを講ずるのとを要求する。
2021年2月1日
一般社団法人日本ペンクラブ
会長 吉岡忍