岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

鈴木貴子、細川晶生ライブ(PACO y TAKACO) (2)

2016年08月27日 21時38分19秒 | 短歌の周辺
PACO y TAKACOライブ 7月30日  

於)カレーハウス林(田町)


 7月30日は増上寺の盆踊りの日だった。この増上寺の近くのカレーハウスでライブ演奏が行われた。カレーを食べながライブを聞くのだが、僕は胃がない。カレーは場合によっては腸閉塞の原因となる。辛さと具の内容次第だ。そこでシェフに無理を言ってビールとソーセージにしてもらった。


 このユニットのライブを聞くのは3回目。聞けば聞くほど独特の味がでてくる。

 一回目は鈴木貴子の声量のある声と細川晶生のフラメンコギターの組み合わせが面白いと思った。中野のバーで聞いた時だ。


 二回目は同じ中野のバー。鈴木貴子が思いぞんぶん歌っているのを感じた。


 そして三回目。場所は前回、前々回とは違うが、ユニットが独特の味を出していた。鈴木の声量のある声。細川のフラメンコギター。この異色ともいえる組み合わせが溶け合っている。


 フラメンコギターと溶け合う声は陽気なジャズを歌っても切ない事おびただしい。声がギターを引き立て、ギターが声を引き立てる。フラメンコギターだけでは出ないし、声量のあるソプラノだけでもこの味はでない。


 また今回はTAKACOのソプラノのソロで見せる場面と、PAKOのギターソロで見せる場面があった。TAKACO鈴木貴子、PACO細川晶生がそれぞれソロで演奏した場合はそれどれ特性がまた感じられるだろう。


 たまたまだが自由が丘のアートギャラリーで友人の詩人の結婚披露パーティーがあった。そこでPACO y TAKACOのミニライブがあった。共通の友人がいたのだ。ギャラリーのオーナーが「演奏が進化している」と絶賛していた。どうやら僕の感じ方に間違いはなかったようだ。



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