岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

「運河」かながわサロン:2012年2月

2012年02月17日 23時59分59秒 | 歌会の記録(かまくら歌会・星座・星座α・運河)
「運河」かながわサロン2月歌会   於)県民活動サポートセンター


1・短歌の素材:

「芝生の上の冬草」「例年より遅咲きの梅」「烈風に激しく揺れる葉守の木(柏木)」「降り沈みゆく雪片」「音なく降る雪」「浄蓮の滝に包まれるわれ」「爽快な橇遊び」「消えそうな炭」など。


2・論点:

「終止形がなく、一気に詠み下せていない」「表現があいまい」「上の句はよいが下の句が緩んでいる」「言葉が交錯しているので意味が通らない」など。


3・学習会など:

・会員による「運河」誌上の巻頭詠10首についての批評。

・僕の第三歌集「剣の滴」を出席者に手渡した。

 
4・その他:

・角川書店の「角川現代短歌集成・全5巻」(岡井隆ほか監修)と2010年3月1日付けの「師・佐太郎の姿勢 凝視」(尾崎左永子)の記事とを紹介した。帰宅後は地方より続々と歌集の批評とともに、全国集会について前向きな通信が寄せられていた。

・来月は石川町の「ろうどう会館」で行う。





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