「運河」かながわサロン2月歌会 於)県民活動サポートセンター
1・短歌の素材:
「芝生の上の冬草」「例年より遅咲きの梅」「烈風に激しく揺れる葉守の木(柏木)」「降り沈みゆく雪片」「音なく降る雪」「浄蓮の滝に包まれるわれ」「爽快な橇遊び」「消えそうな炭」など。
2・論点:
「終止形がなく、一気に詠み下せていない」「表現があいまい」「上の句はよいが下の句が緩んでいる」「言葉が交錯しているので意味が通らない」など。
3・学習会など:
・会員による「運河」誌上の巻頭詠10首についての批評。
・僕の第三歌集「剣の滴」を出席者に手渡した。
4・その他:
・角川書店の「角川現代短歌集成・全5巻」(岡井隆ほか監修)と2010年3月1日付けの「師・佐太郎の姿勢 凝視」(尾崎左永子)の記事とを紹介した。帰宅後は地方より続々と歌集の批評とともに、全国集会について前向きな通信が寄せられていた。
・来月は石川町の「ろうどう会館」で行う。