論争の絶えない「南京事件」。虚構だと言う人あり、事実だと言う人あり。また研究者の間にも、日中では、犠牲者の数が大きく開いています。事実はどうなのでしょう。ここに、日本、中国、アメリカの研究者がまとめた著書があります。青木書店「南京事件をどうみるか」です。 . . . 本文を読む
今日の朝日新聞に「教科書検定」の記事がありました。「検定」の基準は「特定政党の主義に偏ってはいけない」ということです。「政治的中立」が求められているということです。しかしそこに、意外な落とし穴があるのではないでしょうか。 . . . 本文を読む
安部内閣は「従軍慰安婦」に対する「河野談話」を検証すると言っています。しかし「河野談話」が出されたのは1992年です。そののち1990年代に数々の資料、史料が発見され、また刊行されました。その資料、史料をもとに「従軍慰安婦」の概要が記された書籍があります。吉見義明著「従軍慰安婦」(岩波新書)です。 . . . 本文を読む