中国の杉
ホームセンターや通信販売の中国の杉は、日本の杉じゃありません。福建杉とか鉄杉とかブランドで日本に大量に入ってきています。昨年、中国に行って製材所を見て廻ったのですが、大連などは、椴松、唐松などがシベリアから入ってくるみたいで杉は、日本の合弁会社が挽いていました。もちろん、日本向けでまだまだ量は少なかったと思います。
上海では、建材市場にも大量にあり主に下地材として製材してありました。径級でいけば15年生ぐらい(経っていないかも)の若い材でした。植林した材だと盛んに言っていたのを記憶しています。現地のシールにも杉という漢字が使ってありましたが、杉ではありませんでした。普通の方が見れば杉とは、見分けがつかないかもしれませんね。産地表示のほかに正式な種別の表示も必要かもしれません。最近、欧州のレッドウッドと米国レッドウッドの混同するケースが多々ありました。