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3月1日に塩見橋のイベントに参加した。平成13年からだから、もう、8年になる。毎年、このイベントに参加したが、今年は、バタバタと動くスタッフではなかった。
木の芽会の会長の小川君が仕切ってくれた。
道行く人が、「ご苦労様!」と声を掛けてくれるのがうれしい。
でも、ちょっと不満。
それは、行政側の参加がなかったことだ。なんでも土木事務所のボランティア団体に登録すると活動に必要な資材の提供はするらしい。(1万円程度)そうすると土木事務所は全く関係なくなり、登録団体が自主的におこなっているイベントになってしまった。
なんだか、だまされたと言う感じがする。
このイベント、公共工事と住民参加を促した画期的なイベントだった。行政の方も参加して、新しい土木のあり方を提言できたと思う。心のない画一的な制度が木の芽会の自主的な活動とした限定的なものに成り下がった。
はじめの約束と違うと言いたい。
このイベントは、行政と木の芽会が一緒になって公共物を育てていこうとはじめられたものだ。
現にイベントの話をしたら日向市職の方からは、土木事務所から何の連絡もないですよと不満を漏らしていた。せっかくできた良いシステムが、新しい制度で簡単に崩壊するんだなあと改めて認識した。
行政は、できた、作った制度を楯に線を引いてしまうが、こんなやる気を失くす登録団体からは、外れようと提案しようと思う。
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先進的に進んだ取り組みを行政の遅れた知恵のない制度が陳腐なものにしてしまった悪い例になるだろう。