パレットホームの施工マニュアル

密かな野望がある。世界中にこのパレットホームで建設できればいいなぁと。

屋根、壁、床の建材も全く同じにした。

しかも、全て正方形。

接合する金物は、全部で5種類。たった5種類で家が建つのだ。

それに道具は、インパクトドライバーのみ。

電源がなければ、ラジェットやスパナで組み立てられる木造建築。

住環境は？

問題ない。

サイズ丁度に断熱材がぴったり納まる。

遮音性、断熱性、機密性もバッチリだ。

価格もこれ以上はない安さまで抑えた。

夢のような建物「パレットホーム」

まあ、自画自賛は、これくらいにして

世界中に広まる為には、何をしなければならないか？

それには、誰にでも解かるマニュアルが必要だと考えた。

専門の知識がなくても理解できるマニュアル。

日本だったら中学生卒業レベルで作る事のできるマニュアルが欲しい。

道具も金物も建材もシンプルにしたから、簡単なのだが、まだまだ、考える余地はある。

例えば、建築用語を極力使わない。

図面に漫画絵を多用する。

しかし、その接合部なのか？　　その金物がどこに使われるのか？

位置を見つけるのは難しい。

実物になるとその空間を把握する感覚がないのです。

経験した事のない空間や大きさは、素人では、なかなか、把握することができない。

私の経験だと平面の位置は、わかっても高さが把握できない生徒が多かった。

数学で言えば、X方向とY方向は、わかっても、Z方向が出るととたんに解からなくなる。

2次元は、把握できるけど3次元になると位置が、解からなくなるのだ。

建築の場合、その位置は、階数で把握するのだが・・・。

なかなか、手ごわい。

しかも建築の専門用語は・・・。