東京機械製作所を全て売却しました。
と言っても1200株です。
同社は昔は資産もあり、優良株だと思い購入したのですが、気が付けばぼろ株になっていました。とは言え損切をしない方針なので、配当も優待もないのに長く保有してしまいました。ピークには20000株(途中で単元変更あり)を超える株を保有していましたが、ちょうどアベノミクスの始まりに不動産銘柄が上昇した際に、同社の武蔵小杉の工場用地の資産価値上昇などの思惑から買われ、そこで現在保有の1200株を除いて売却しました。
この1200株も、同社の今後に期待などで残したものではなく、単に売りそびれたものなのですが、結局、その後は武蔵小杉の工場跡地に建てたビルも借金のために売却し、工場跡地売却益も、毎年の赤字の補填に使うだけで、見かけ上の財務とは逆に資産が目減りするだけとなり、当然ながら株価は悲惨そのものでした。
塩漬けも20年を超え、株価も40円(1000株の時であれば4円)で落ち着いていたところ、突如ストップ高連発となり、2回に分けて売却を完了しました。
保有していた時には配当があった時期もありましたので、トータルリターンでは若干のプラスかと思います(銀行の定期預金に20年預けるよりはプラス)が、とにかく、倒産するのではと思っていた同社の株を現金化できたことがうれしいです。
こういうぼろ株でも、倒産さえしなければ、何とかなるのかなと思いつつ、配当がなくなった時点で損切をして、新たな銘柄を購入した方がよいのだろうなと反省しています。