分散投資もかねて、新興国ではトルコリラ建て債券とブラジルレアル、南アフリカランドの
定期預金をしています。
新興国への投資額は、全体の投資額の1%にも満たないのですが、リラは本当にデフォルト
するのではないかと若干心配です。とは言え、その心配の度合いは大塚家具のデフォルトと
同じくらいです。
少し前に何かの雑誌で読んだのですが「新興国投資のブームに乗って投資するのはよいです
が、ブラジルの企業名を二つ言えますか。」と書かれていました。
そう考えてみると、ブラジルの会社もトルコの会社も南アフリカの会社も二つは出てきませ
んでした。せいぜい飛行機が好きと言うことで、飛行機製造メーカーの「エンブラエル」し
かわかりません。
新興国に関しては目先の高金利しか見ていませんでした。
ちょっと反省しつつ、しっかりと勉強して分散投資に励みたいと思います。
分散投資とそれなりに利回りがよい(現在値換算で3.7%ほど)ことから保有し
ているiS新興国債券ETF-JDRが上場廃止になるかもしれないとのことです。
上場廃止日は平成30 年1 ⽉22 ⽇ (⽉)となっています。
半数以上の反対があると、廃止にはならないらしいですが、そんなこともなさそう
です。
それにしても、上場が2014年11月ですから、わずか3年弱で、さらには上場
から一度も売り出し価格を超えることなく下げ続けている価格を考えると、なんて
無責任でアビリティのない会社なんだろうと思います。
まあ、投資は自己責任ということで、久しぶりの損切となってしまいました。
この5月から6月までの郵便物のうち、株主総会の案内など株関係の書類が山積みになっています。
確かに例年、これがeメールなどで送付されると、記載されているとおり紙資源の節約には一役買いそうです。
しかし、eメールで届いたものを読むのかと言うと、それも難しいかもしれません。
さらには、紙資源の節約には賛成するのですが、これにより印刷業界が衰退してしまうのではないかとか、物流が減るのではないかと言う経済の縮小についての心配もあります。
iシェアーズ新興国債権ETFから分配金をいただきました。
1口当たりの分配金は208円です。年に2回分配金の支払いがありますので、2回の分配金が同額で、かつ、1口の価格が直近終値の7000円だとすると年の利回りが約6%になります。
これまでのチャートを見ると高値が約1万円で安値が約6500円で、販売開始からここまでずっと値下がりしています。
当ETFはトルコ、インドネシア、マレーシア、タイ、メキシコ、ロシア連邦などの債権に投資するものですが、1国の比率が10%以下になるようにしており、リスクの分散が図られています。
手取りでも5%ほどの年利回りなので、定期預金するよりはよいかなと思いますので当面は保有方針でいきたいと思います。
ブラジルレアルの定期預金はいったいどうなった?
まるでびっくり箱を開けるようです。
元金4309.69レアルで始めたレアル定期預金は、順調に元金を増加させ、約2年で利息が450.53レアルにもなりました。
と、レアルで見れば年5%以上の利息です。
一方、円から見た元金は200,000円だったのですが、現状では136,028円となり、63,972円の含み損です。
1レアル44円ほどだったものが現状は1レアルが28円ほどと約40%も円高になっているので、致し方がないです。現状ではひたすら満期ごとにレアルの定期預金を続けていくしかなさそうです。
一応レアルへの投資はリスク分散の一つとして始めました。
しかしこのところ円は、レアルもそうですがドル、加ドル、ユーロ、豪ドル、南アランドなどなど、様々な通貨に対して円高なので、通貨に分散投資しても効果は望むことはできません。
加えて、世界的に株価の下落が続いています。
さらには、原油も下落が続いています。リスクの分散をしたくても現状ではどこに投資してよいのかわかりません。
ちなみにWTI先物も悲惨な状況です。まあ、原油30ドルが20ドル、10ドルになるかもしれないですが、0はありません。逆に天井は100ドル以上だったこともあるわけなので、この水準で買っておけば中期にはプラスになるのかなあなんてことを妄想しています。