今年もいくら作りの季節がやってきました。例年、9月中旬ぐらいから10月の中旬までがいくら作りの季節です。
今年も生筋子の価格は高止まりとなっており、安くてグラム350円、平均するとグラム400円という感じです。何年か前まではグラム250円ということもあったのですが、燃料代の高騰とかを考えると仕方がないのでしょうか。
我が家では毎年、約5キロの生筋子を「いくら」にします。この作業は一度にやってもよいのですが、一度ピンポンの玉のようにはずむ「いくら」を作ったことがあり、リスク管理の観点から何度かに分けて作ることにしています。
昨日お店に行ったところお魚コーナーには「卵は少し固めですがおいしいです」と書いてありました。大丈夫かなと自宅でいつものとおり作ってみたところ、5時間ほどで、またまた驚きのピンポン玉のようにはじく「いくら」が誕生してしまいました。
固くなる原因はいろいろとあるようですが、鮭が川に近い所で捕獲された、または「いくら」の製造過程で真水に浸してしまったということが多いようです。今回は両方が原因だったのかなと思っています。
そんなわけで、翌日も生筋子を購入し、おいしく「いくら」を作ることができました。