土屋ホールディングスの株主総会へ行ってきました 。
場所は札幌市にある本社の8階会議室です。エレベータで8階に到着すると、会場に入る前におみやげ等が入った紙袋をいただきます。
出席者数はざっと見て100名前後といったところでしょうか。
議長はホールディングスの社長の土屋昌三氏です。多分創業家のご出身だと思います。
株主数は3917名、議決数は約25万のうち、今回は委任、出席を含めて904名の株主で議決数は187,663だそうです。
総会は監査役からの報告事項から始まり、土屋社長による事業報告と続きます。
今期は減収減益です。
その後は質疑です。(簡単なメモなので、ニュアンスが違うところも多々あると思いますが参考までに)
1 住宅販売は業界全体として減少しているが、その中で土屋ホームの減少幅は少なかったと思う。また、増改築分野では利益がでている。関西、東海に営業範囲を拡大しているがこれは適切なのか。説明してほしい。
→増改築についてはリノベーション部門を設置して進めてきた。今期は名古屋、大津に本店を設けた。これまでは北海道を中心に営業をしてきたが、この札幌でも人口のピークは今年がピークと言われている。これから減少になるので営業範囲を広域にする必要がある。
(土屋ホーム佐藤社長から)名古屋、大津については現在一人で行ってやっている。これから大きく成長するものと考えやっている。
2 職人減少の対策は何かやっているのか。
→ アーキテクチャーカレッジを展開してきた。一時は休講の動きもあったが続けてきた。また合併により現場作業のの効率化を量ってきた。以前には職人不足で大変な時期もあったが、今は改善されている。
3 太陽光事業はセグメントのどこに入るのか。
→住宅事業に入っている。
電力自由化の動きは何か検討しているのか。
→道内で行っている他事業者と連携するのがベターと考えている。
太陽光事業の利益はどうなっている。
→2つの発電についてはHPで公表している。販売額は1億6千万円、利益は6千万円。
4 知名度上がっている。投資としてはマイナスである。株価上昇するように株主としても協力したい。
土屋公三さんに聞きたい。現状は東証2部だが1部に行くと言う考えはあるのか。
→1部に行けていないのは残念。レベルアップをするようにがんばっていく。
その後、1号議案について採決。
次に2号議案の提案を受け、質疑。
この議案に関しては質疑はないのかと思っていたのですが1つ質問がありました。
1 最近は退職慰労金を廃止し他の方法などを取っている会社も増えているが見直しなどを考えているのか。
→がんばっていただいたお礼と考えている。現状では廃止することは考えていない。
で、その後に採決です。
総会の後は会社説明会がありました。こちらにも参加してきました。
説明会は、ご案内によると「事業活動をより一層理解していただくとともに株主の皆様と交流をさせていただきたく」とあるのですが、あまりざっくばらんに交流できるような雰囲気ではありませんでした。
株主総会は、会社を知るよい機会でした。来年も参加したいです。
それにしても、HDの土屋社長は、原稿棒読みの感がありました。もう少し自分の言葉で話をしてほしかったように思います。
ちなみにおみやげは六花亭のカステラ2本セット。多分1500円相当です。他にTEAM TSUCHIYAの卓上カレンダーもいただきました。ありがとうございました。
今回は体調不良で出席できなかったので、どんなお土産がでるか気になっていました。
来年は株主総会で、株主優待を実施してほしいと要望しようと思います。
株主優待があるとよいですね。会社説明会では、配当性向が90%を超えていることに質問がありました。なので財務的に優待は厳しいかなと言う印象でした。
今年は、北の達人と北洋銀行の株主総会に出席したいと思います。
いずれも5万円あれば買えますよ。