*ウサギのお部屋*

日記・レビューなどなど。
最新日記は数日後に非公開にします。

映画「護られなかった者たちへ」(2021)

2023年08月25日 | 映画
 
宮城ロケと聞いて、観てみようと思ったの巻。
タケルが無理になって、食わず嫌いだったんだけど、ロケ地で楽しめるかなって観てみたのでした。
最初にA社の三角のマークが出たときにはやめてーと思ったんだけど頑張った(笑)エンディング曲が桑田と聞いてわーと思ったけど気にせずに(笑)

先に余談言っちゃう。
真偽が分からない話。
春馬さんがいなくなった数日後に会議室みたいなとこで葬儀があったとかなかったとか。
そこに、仙台でロケしてたタケルが駆けつけたとか、ほんとは来なかったとか。
(この映画の宮城ロケスケジュール2020年6月20日~7月23日)

だから、今ではもう基本的にタケルは顔も見たくない存在になったのであった。
でも頑張って観たよ。
そしたら、ほかにもたくさん豪華キャストだった。主演の2人(佐藤健・阿部寛)しか知らなかったから、嬉しい驚きです。あら、あそこにあの人もいる、あの人も。殺された人役で瑛太とか豪華すぎるでしょうよ。

阿部寛が刑事役って知って、加賀さん?? と思った(笑)ちがった。東野圭吾原作ではない。

いい映画だった。
震災後の沿岸部の混乱した場面から始まると、東北民は、つい見てしまう。
ああいうのも、ちゃんとそのとおりだったんだろうなとか。有事なのにお役所仕事っていうところとかね。
それから、現在(9年後)と交互に出てきたりして、だんだん、つながりが分かってくる感じ。
そうか、あのとき10歳ぐらいの女の子だった子は、今は、もしかして、あの子なの? とか、これは、映像ならではの表現かもしれない。小説でどうなっているのかは知らない。
タケルが893顔で終始出てたので、うん、似合ってるよと思った。悪者っぽく見える見える。
タイトルも「守る」じゃなく「護る」って漢字なのはなぜか、ちゃんと分かったし、うん、いい映画でした。事件もの、警察ものは基本的には好きじゃないんだけど。

宮城ロケが楽しかった。
気仙沼市がロケ地と聞いていたけど、結構仙台市もあって、場所が分かるとこが多くて楽しい。
一番のハイライトは、楽天球場の裏手にあるJR貨物のステーション、を横断できる歩道橋!
よく、貨物を見に来てた(笑)
雨がCGぽかったけどほんとに降ってきちゃったんだって。
あとは、科学館が病院として使われてるのは草だったな。コロナで病院使えなかったからだって。剥製とかたくさんあるとこが、病院の廊下っていう体でやってるのは本当に草でした。
また、浦戸諸島まで出てくるとは。船に乗って島に行ったことあるなーとか。
あ、また、ここも子供と来た思い出の場所。っぽくなってきた。

原作そのままの世界が作れるって、宮城は物語が生まれる場所って、せんだい・宮城フィルムコミッションの方が言っていたなーと。
やはり地元ロケの映画は楽しい。


映画「フットルース」(1984)アメリカ

2023年08月14日 | 映画
 
最近BSPで録画しといたやつ。きっとタイトルだけ見ても何だったっけってなって分からなくなるから先に観た。
80年代いいねー。
聞いたことある英語の歌のオンパレードでしたね。
青春です。
ケビン・ベーコンだけ知ってた。
彼のダンスが見どころですね。

田舎町にやってきた転校生がよそ者だから注目されて騒ぎの中心にいてしまうってのは、あるある? ジェームズ・ディーンのあれを踏襲しているのか?
ヒロインが彼氏から主人公に乗り換えるのも、あれと同じかい?
チキンレースがトラクター? で行われるのはよかったね。これも、あれか? ちょっと変えてみたバージョン?

牧師の娘であるヒロインが父に言う言葉がよい。
(困らせないでくれって言う父に対して)
「困る必要はない。受け入れればいい。私は変わらない。」
真理だな。

昔の田舎の話とバカにしていちゃいけないよ。
ロックやダンスが禁止とか、若者にしわよせがくるとか、酒が悪者になるとか、隣町に行ってきただけで罪人扱いとか、最近も聞いたことある話ですよね?

あとは、最近のお友達ブログで、ヒロインがブサイクはあり得ないみたいなことを言ってて、完全に同意(笑)
これみたいに、誰が誰か分からない状況で観始める場合、やっぱ、かわいい人がいたら、この子がヒロインかな? って感じで観るじゃない。それができないとけっこう混乱すると思いますよ。。
美男美女ばかりが主人公なのは差別だ! みたいのは違うよね。。

監督ハーバート・ロス

映画「きみの鳥はうたえる」(2018)

2023年08月11日 | 映画
 
佐藤泰志さん原作の函館ロケの映画なので録っておいた。やっと観た。原作は読んでいない。
函館のシネマアイリスっていう小さな映画館が、制作にも入ってるのがすごい。前に観た佐藤泰志さん原作の映画にも全部関わっている。これは初めて知った。

今の函館も、夜の函館も知らないから、全然どの辺とかは分からん。なかなかおしゃれなお店があるんですねー。
この人の原作の作品は、結構重いので、観るまでに時間がかかってしまったが、これは割と軽いというか、まあ青春ですねって感じだった。
若者の曖昧な心をよく捉えている作品と思う。
夏だし、季節も合ってた。ただし、函館の夏は知れたものですが(笑)

「僕」が、バイト先の同僚の女性といい感じになるが、その彼女は店長と不倫していたし、僕の同居してる友人ともいい感じになったりして。みたいな感じです。
こう書くと軽いな。
そして、最後はどうなるのか分からないとこもいいね。
石橋静河は、いいよね。目だけで感情の動きが分かるというか。

同僚の男が、やべーやつだったのは、あれは何だったんだろ。あれ、後からでも被害届出せるよ。とか思ったりね。

一番熱いシーンは、主人公たちが3人で夜中のハセガワストアで買物するところ(笑)
ハセスト!! ってなるしょ。
何、普通のコンビニっぽく映ってるのってなるしょや。
余談に入るのかなあ(笑)
函館のコンビニで、焼き鳥弁当(豚肉)が名物です。
はい、余談ですね。


映画「天使の涙」(1995 4Kレストア版2022)香港

2023年08月01日 | 映画
 
原題;堕落天使
「恋する惑星」のエピソードは最初は3つあって、そのうちの1つがこっちに独立したという話でした。
観たことあると思ってたけど、全然覚えてない。観たことない?
30年前のデータは残ってないわ(笑)
観たことあると思っていた金城君のほかの映画と間違えていたわ。多分。それが何かまでは分からない。

ストーリーらしいストーリーもなく、
これもまた、物質世界を思い切り楽しんでる感じの映像世界かな。
金城君しか認識できないので、彼のエピソードばっかり追ってた感じ。彼の「仕事」はなかなかぶっ飛んでておもしろかったな。お父さんとの話はよかったね。
「恋する」のときと同じ役名でもあるし、そっちでは警官の番号、こっちでは囚人番号で同じ番号だったんじゃない? ちょっとどこにも書いてなくてもっかい観るのもしてなくて未確認。

このあたりからも、また、90年代ってすごかったなと思う。その時代の文化を享受できたのは嬉しいことですよ。

なんとまた。余談。
カレン・モクまでA社にいたって書いてあったわ。


映画「恋する惑星」(1994・4Kレストア版2022)香港

2023年07月31日 | 映画
 
原題;重慶森林 Chungking Express
これは日本語タイトルが秀逸。原題は「ノルウェイの森」をもじって重慶の森だって。香港の地名だって。
4Kになった記念でウォン・カーウァイ監督特集やってたので懐かしくて観た。まだ何作もある。
あの頃は、中国も台湾も香港も、違いがほとんど分かってなかったっけね。

何か、今観たのが、いいタイミングだったのか、この物質世界、この3次元地球を思い切り楽しんでるって感じの映画だった。日本語タイトルの「惑星」に引っ張られてるかな。
こういうことを楽しむために、この星に生まれてきたんだ。みたいな。
うん、日本語タイトルが秀逸ですよ。

前半が金城君と、謎の金髪美女。
警察官と犯罪者というコントラストももうちょっと掘り下げたらおもしろかったのかな。
あまり職業は関係ない感じだったね。
走るときの揺れるカメラワークが、とてもよい。

後半は、別の警察官と別の女の子の話。
これの主題歌も好きだったなあ。フェイ・ウォンの「夢中人」。後半のヒロイン。ベリーショートの女の子。これは、彼女だから似合うっていう感じね。
後半のほうが話が長くてメインて感じで、不思議な構成だったな。今観てもそう思うな。

そして、女の子がストーカーなのに、不法侵入されて部屋の中が模様替えされてるのにも全然気づかないとこもおもしろいかもなあ。警官なのに。
これも警察官と犯罪者のコントラストなのか? そして男(警察官)の職業関係ない感じでね。

めちゃ余談?
金城君のウィキを見てたら、日本ではA社に所属していたと書いてあった。ああー。そうですか。。


映画「降霊会 血塗られた女子寮」(2020)R15+アメリカ

2023年07月30日 | 映画
 
原題;Seance
お化けものかなーと思って、観てみたのでした。
そしたら、スプラッタで、ぎゃー血がーってなった(笑)R15って大体血なんだよな。苦手なのよ。。

監督も女の子たちも全く知らないで観る。
ある古い女子高の寮で、少女が亡くなる。その後、空いたその部屋に転校生がやってきて。。
みたいな話。
カーストの上位っぽい同級生に目をつけられたりとか、でも転校生のくせに負けてなかったりとか普通の女子っぽい話もありつつ。
コックリさんみたいなやつをやったり、ピントが合ってないとこにお化けが映ってたり、なかなか楽しかった。

演劇の授業で、能の面を作ったりなんかしてるんだねー。

ヒロインが、アドレノ切れみたいな目元してたのは何だね?

最後はびっくり。そういう話だったんですかと。
確かに、レビューのポイントは低めですね。まあこれはこれでおもしろかったと言っておこう。

映画「ドライブ・マイ・カー」(2021)

2023年07月21日 | 映画
 
ロードムービー? あと、地元北海道がロケ地になってるらしいとだけ聞いて、村上春樹の原作は読んだけど大分違うみたいというぐらいの理解で、観てみた。
あとは、タイトルが、日本語感覚だと、ドライブするのかなぐらいに思うけど、訳すと、「俺の車を運転しろ」ってことだね。誰かが俺の車を運転するのね。って理解は、合ってた。

思ったほどロードムービーじゃなかった。
何か、次の展開が読めるというか、それは、そういうふうに作ってあるのかな。例えば、泊まりの出張に行く仕事がキャンセルになって一旦自宅に戻ったら妻が誰かとしてるとか、ありがちと思ったらほんとにそうだったりとかね。

広島で仕事をするときの運転手さんだったのですね。
ほとんどが職場と宿の往復だった。これもある意味ロードムービー?
これも対比が分かりやすかったな。運転手のいない者が事故を起こすみたいな。

最後のほうで急に広島から北海道に大移動だった。

なかなか、劇中劇のセリフなんかもリンクしていたり、おもしろかったかもね。

余談は、アジア系、韓国とかの俳優さんもたくさん出ていたけど、日本人も韓国人だったりとかするんだろーなーってね(笑)


映画「断崖」(1941)

2023年07月15日 | 映画
 
すごい前に録画されてたやつをやっと観た。
ヒッチコックの映画を時々観るの巻、久しぶり! でももう録画がない。

ケイリー・グラントは結構ヒッチコック作品に出てるのね。
ヒロインはジョーン・フォンテイン。やっぱりかわいい。「レベッカ」の人。

また、何の知識もなく観始める。
どういう方向性なのかなって思いながら。
列車の中で男女が出会う。まさか、列車の中で自分の犯した罪を告白したり、そこで依頼されたと勘違いして殺人犯したりしないよな?(前に観た作品)とか思いながらね。
列車の中で会った後に、偶然また会って、恋愛関係に。
ウブなお嬢様と経験豊富な男のカップリング。とんとん拍子に結婚してしまう。

でも、男がクズなので、顔がケイリー・グラントであっても無理って思った(笑)
早く逃げて、ここで逃げればもうこんなやつとは関係なく生きていけるよ、実家に帰ろうよー。あー、これが最後のチャンスだったんじゃない?
とかヒロインに思いながら観て楽しかった(笑)

え、これで結局どうなって終わるのさ? って思ったら、あらま、なーんだ、そんな終わりかい? っていう。
駄作と言われているらしい。
これはこれでおもしろかったよ。

映画「キャッチ ア ウェーブ」(2006)

2023年07月15日 | 映画
 
初めて観てみた。
夏にぴったりですね。
友情、恋、ライバル、成長、きれいな海。さわやかだなあ。

ウォーターボーイズぽいなと思たら、ほんとにその監督だったみたい(テレビ版)。
(演者が本当に特訓して吹き替えなしでいろいろやるのをウォーターボーイズものと勝手に言ってる)

お話としては、夏休みに湘南の海にやってきた高校生男子3人組が、ひょんなことからサーフィンのお店に下宿して、サーフィンを習って、みたいな感じ。
分かりやすくて入りやすくて観やすい。まあ軽く観れる類いの作品です。

海の映像がとてもきれい。

15歳の春馬君がひたすらかわいいかわいい。
3人組のほか2人は木村了さん、濱田岳さん。
ヒロインに加藤ローサ。

ライバル役? の子の演技が大根過ぎて、波に乗る前に勝負あったんだけど(笑)
えっ、三船敏郎氏のお孫さん? 大根なのに??

こんな感じでした。

16歳の子が書いた小説が原作だって。
読んでみましょうかね?


映画「赤毛のアン」(2015)「赤毛のアン 初恋」(2017)「赤毛のアン 卒業」(2017)

2023年05月17日 | 映画
 
 
 
L.M. MONTGOMERY'S ANNE OF GREEN GABLES
L.M. MONTGOMERY'S ANNE OF GREEN GABLES: THE GOOD STARS
L.M. MONTGOMERY'S ANNE OF GREEN GABLES: FIRE & DEW

お気づきでしょうか。
映画を久しぶりに観たのよ(笑)ここのレビューもここ数か月本ばっかりだったでしょう。知らんってかww

アンの第1作を3部作にして映画化したやつ。

アンは、カナダのいろんな人が演じるねー。
世代的にはミーガン・フォローズです。1986年版。
最近ネトフリでやってたドラマ版は、キャスティングも衣装も景色もよかったけど脚本が悪すぎてダメ。逸脱し過ぎ。

今回は、エラ・バレンタインさん。可愛いしなかなかよいけど、ちょっとちっこいかい? 撮影中にもっと背が伸びればよかったんだけど。
ギルもちっこいしただのいたずらな男子だったので残念。
ダイアナはかわいかった。でも原作に忠実ならもっと太ってるかな。

モンゴメリの孫の人が製作したんだって。
なのに、なぜ? そのシーン要るか? そっちの展開?? って箇所が多くてうーん?
フィリップス先生の、「俺はこのまま教師でいていいのだろうか」みたいな逡巡要る?
髪が緑になって短くしたあと、1年程度でもう三つ編みしてたのは何だね?
「初恋」なんか、いや、そうじゃないよねって感じだった。いや、アンとギルは、この映画で言うと3作目の最後でやっと友達になるのだから、そこは違うじゃないかとかね。
原作を知り過ぎているからうるさいよ(笑)

でも、いいよね(笑)
基本的に好きだから、好きでした。
スコットランド風のものも出てきてて、これだと思った。男の人がスカートはいてパグパイプ演奏するやつとか。キャンディキャンディにもあったあれ。

余談なのか?
最近、でもないか、孤児院は子供の人身売買組織、この時代に孤児が多かったのはなぜか、実はクローンのBOTを大量に作られた(だから親がいない)みたいな話を聞いているから、何だか違う見え方になってきてしまう。
何で孤児が主人公の話が多いかっていうと、この作品では著者がそうだったからなんだけど、本当はそういう話じゃないの? とか、何かちょっと分かんないな。。
知ってる人の知らない顔みたいな感じで。