獄中19年―韓国政治犯のたたかい (岩波新書)徐 勝岩波書店このアイテムの詳細を見る |
1994年
やっと読み終わった。
途中だらけてしまったわ。
いつも読んでるジャンルと違うしね。
でも、興味あったのでね。
在日韓国人の筆者が、1971年、祖国に留学中に「北のスパイ」として逮捕された。
以後、釈放されるまで19年の獄中生活。
こんなことが、つい最近まで、今も?行われているのかと思ったら、見る目が変わる。
うまく言えないけど、たぶん、ドラマを見る目も少し変わると思う。
韓国ドラマに関しては、やっぱ、ただ「好き」じゃなくて、そんな作品をたくさん生み出す土台を知りたいっていうのがあったしね。自分の国も関係していることだしね。
たとえば、監獄の中のきまりは、日帝時代のものをそのまま使っているとか。
治安維持法と同じルーツの法律が、戦後もずっとあったとか。今も??
日本国憲法を勝ち取った国との違いがすごいな、と思ったりして。つべこべ言わないで大事にしないといけないよねー。
ふたつの国に分断されてしまった民族がふたたび同じ国になりたいって思うことが、どうして[スパイ]になるのか?とか、難しい問題。いや、きっと、本当はすごくシンプルなこと。
あといろいろ思うことはあったけど、まだまとめられないでいる。