*ウサギのお部屋*

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ロアルド・ダール「チョコレート工場の秘密」

2009年04月11日 | 
チョコレート工場の秘密 (ロアルド・ダールコレクション 2)
ロアルド・ダール
評論社

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1964年
(2005年新訳・柳瀬尚紀)

映画「チャーリーとチョコレート工場」の原作。
見てないけど、これは見たくなるのわかるーと思った。

なんというか、突拍子もない展開
想像力に創造力。
チョコレートの川があって、滝でよく混ぜるんだって。
あとは、私もよく、ななめにも進むエレベーターの夢を見たことがあるなぁ、とか。

工場の中は荒唐無稽な展開なのに、物語の構成はちゃんとしてて、
金持ちだけど行儀の悪い子ばっかりの中、貧乏だけど真面目でしっかりしているチャーリーが引き立てられるところとか、胸がすっとするよね。

新訳で、人物の名前に工夫を凝らしているので、よりおもしろさが伝わったかと思う。旧訳は読んでないけど。