玩具の言い分朝倉 かすみ祥伝社このアイテムの詳細を見る |
2009年
なんだか、わかるなー、という感じ。
30歳代半ばになって、あの頃、たとえば高校時代から、ずっと続いて繋がってここまで来てるんだけど、ふと、あれから20年も経ってるんだってことを思い出して、あの頃には思いも寄らないところまで来ちゃってるなぁ、いろんな意味で、みたいな気持ちになることがある。
そういう気持ちをすくい取ってくれてるみたい。
なんだか等身大な感じがして好感が持てる。
「読書の喜び!」ってとこまではいかないけどね。
この人は、タイトルのつけ方が、なかなかおもしろくて好き。
読んでいって、あー、それでこのタイトルね、っていう。