1976
映画「森の学校」原作。
の、ノンフィクションというか、自伝的物語というか。
まずは、これだけの感想。
この時代(=戦前)の子供たちは、全身で、自然と、命と向き合っていたのだなあって思う。
五感、時に六感を使ってね。
その描写も生き生きとしていて、すごく情景が浮かぶ。
あとは、自然の描写も、美しくて、こんなに自然の描写が秀逸なのは、モンゴメリ以来だよ、私の中で。
これをもとにあの映画になったのかあ。の感想。ちょっとだけ。
物語はほとんど作られていたのだなあ。女の子も出てこなかったしね。
学校にほとんど行っていなかったから、ガキ大将のくだりもなかったのだね。森の学校というタイトルもまたよし。