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観測にまつわる問題

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中山氏の再選と石垣の政治情勢

2018-03-12 19:09:02 | 政局・政治情勢
中山氏の再選、まずはおめでとうございます。

ところで選挙の分析で八重山日報にこんな気になる記事が・・・。

分裂したのは「反中山」か 無党派層、過半数現職不支持 本紙出口調査(八重山日報 12日 3月 2018)

>宮良氏と砂川氏の実際の得票も、合計すれば中山氏を上回っており「反中山」候補が一本化していれば勝機があった計算だ。


八重山日報

砂川氏と砂川氏を支持する議員は票を持っていますから、無党派層の動向に関係なく分裂は中山陣営にマイナスだったはずです。砂川氏が出馬しなかったケースを想定すると、砂川氏に投票した無党派層は宮良氏に投票したかもしれませんが、中山氏に投票したかもしれません。中山氏の方が宮良氏より無党派層の支持率が高いのですから、宮良氏の方が砂川氏に投票した無党派層の支持を圧倒的に集めるというようなシナリオは考え難いところがあります。

考えてみるべきは中山氏と砂川氏の分裂が決定的で修復不可能だったケースでしょう。そう考えると中山氏が砂川氏の票を獲得するというシナリオは考えられないということになります。仮に砂川氏が寧ろ中山氏が負けた方がいいとさえ思っている状況であれば、中山陣営に砂川氏がいることは危険なものにもなり得ます。そこまででないとしても、選挙に非協力的な人物が陣営にいることは問題がない訳ではないでしょう。

砂川氏は中山氏が自分の選挙に協力してくれなかったとみているという記事を読んだ覚えがありますが、誤解があるのであれば誤解は解いて関係は修復していくべきではないかと思いますね。砂川氏や砂川陣営の票が一箇所に集まると危険ではあります。基地に反対はしない中山氏と基地反対で団結した野党が対峙する構図になると、安全保障政策の推進が危ういものになりかねません。基地問題が政争の具になることを懸念します。

八重山毎日の2018年03月10日社説「平和と繁栄へ、どう導くか」を読みましたが、「南西諸島の基地化を懸念する」「きな臭さ増す防衛構想」「市民はどう選択するか」とあります。沖縄の左派はやはり、中国の進出ではなく、日本の対応を問題にしているのであって、少なくとも現状では、日本の安全保障政策上、左派に政治勢力が結集することは危険であるように思えます。


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