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観測にまつわる問題

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上手くいきつつある日本経済

2024-06-06 00:26:13 | 経済財政
「日経平均、年末に4万2000円も」 株価座談会(日経2024年6月5日)

>円安効果や値上げの影響が想定されていない、保守的な見通しといえる。4〜6月期や4〜9月期の決算発表で上方修正されれば、株価も切り上がるだろう・・・円安安定で絶対に企業の利益は上がり、賃上げの流れは継続することが誰の目にも分かるようになると私は思います。企業が儲からないと賃上げの流れは止まってしまう訳ですから、今は我慢して政策を変えないことが肝要ではないでしょうか。民主党政権の円高不況を再来させては絶対になりません。日本経済に再生の目が出て来たことは分かる人には分かっていると私は思います。

>1ドル=150円前後まで緩やかに円高が進めば株にはプラスだ・・・その上で超円安に向かう流れが見えなくなることが重要なようです。円安になればなるほどいいという訳では全くなく、為替の安定が重要ですが、ギリギリで超円安を止めているというような状況では落ち着けないという訳です。

>日本のデフレ脱却に対する長期投資家の期待は変わらない・・・先進国は日本ほどでなくとも、少子高齢化の傾向がありますから、岸田政権のチャレンジは分かる人には分かっていると思います。やっぱり経済はデフレではどうしようもありません。お金が退蔵されるからです。

>インフレが続けば、銀行株も投資妙味がある・・・デフレで経済が不活性化している時、銀行は儲けようがない訳です。保守的になって、金利で食っていこうとなっても止むを得ない面がありますが、緩やかなインフレで経済が活性化すれば、貸出しも活性化し、預金が集まり過ぎることもない気がします。

>企業業績は上振れするだろうが、現在の日本企業は設備投資が少なく、イノベーションが期待できないとの声を海外から聞くことも多い。・・・課題はイノベーションですね。企業は敗北主義に陥らず、如何に生産性を上げて売り上げを増やすかに注力するべきです。コストカットは非常手段に過ぎません。延命のために自分の足を食べるタコはいずれ死んでしまうでしょう。一時的に命を繋げれば何時もの餌にありつけるなら、それも無いとは言えませんが。お客様が増えること×お金を出してくれることを会社は目指すのが基本です。その基本を実現するのがイノベーション(変革)ということなのでは?

日本でイノベーションを起こすには文化の問題をクリアする必要があるとは思います。やっぱりモノマネの後発が成功するのは駄目で、先行者はリスペクトされる必要があると思います。勿論「学ぶ」(まねぶ)のはいいんです。ただ先発が評価されねばなりません。新しいアイディアを出すなんて、マネされるだけで馬鹿であるというような発想に陥ってはならないんですね。馬鹿は馬鹿なりに真似していいんですが、新しいアイディアを出す方が頭がいいと評価されなければなりません。文化では誰それのインスパイアとかあるでしょうが、インスパイアする方が上です。

勿論「巨人の肩の上にのる矮人」が新しいものを産み出すのは可能です。日本人はこれを目指すべきかもしれません。「ゼロからイチを産み出して」(程度問題ですが)ブルーオーシャンを開拓するのも重要ではありますが、それが出来る人に任せて、普通の人は普通に努力するべきであって、それが日本の強みのような気がします。

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