僕の感性

詩、映画、古書、薀蓄などを感性の赴くまま紹介します。

600通のラブレター

2019-04-04 18:31:42 | 

600通のラブレター 1/2

 

斎藤志直とるりが生涯交わした手紙が約600通、文通から始まった二人の付き合いは

結婚という形で実を結んだ。

山形と高知、永く隔たった距離が二人の想いを

時には別れようと決心させ、時には片時も忘れられない相手として

アンビバレントな関係が続いた。

結婚するまで紆余曲折があったが、二人の想いに嘘偽りがなかったのだ。

志直がプロポーズした瞬間、僕は万感な思いで祝福した。


朝ドラ 第4話の中で

2019-04-04 15:40:56 | 感動

 感動を与える者は、普段は実にぶっきらぼうで偏屈な、態度をとる。

そのギャップと意外性に人々はことさら泣けてしまうものだ。

 今日の「夏空」第4話の中で、泰樹はなつに箴言を贈る。

普段無口で頑固者がゆえに不意打ちのやさしさに驚いたなつ。

そして涙が頬を伝う。

「ちゃんと働けば必ずいつか報われる日が来る。もし報われなかったら、働き方が悪いか

働かせ方が悪いかだ。そんなところはとっとと抜け出せばいい。

 一番悪いのは、人がなんとかしてくれると思ってあてにすること。誰も助けてくれやせん。

逆に自分の力で苦労して働いていれば、きっと誰かが助けてくれるものだ。

 お前は良く働いた。お前なら大丈夫だ。だからもう無理をして笑うことはない。謝ることもない。

お前は堂々としていろ。堂々とここで生きろ。」