三電計装株式会社の社長日記

無線通信分野での事業を通して四国を元気にしたいと思っております。

追加経済対策

2008-10-31 09:16:31 | Weblog
政府の追加経済対策の内容が新聞紙面を賑わしています。
特にばらまきと思われる給付金というのがあります。これは、一人当たり原則1万円で65歳以上と15歳未満はさらに1万2千円追加ということで、子供2人の4人家族では6万5千円を現金かクーポンで支給するということです。
何年か前もこのような事がありました。そのときは、クーポン券で支給されそのクーポンを使用できる範囲が住んでいる町に限定されていました。
今回は、世界的な金融危機や景気後退が叫ばれている中、現金で支給されれば全て貯金に回したり、ちょっとの間の生活費に活用したりとそんなに効果が出ないような気がします。むしろ、これだけのことをしなければならない日本はより深刻な状況に陥っていると勘違いする可能性もあります。
さらに、このような事をしても票には繋がらないでしょう。将来に向けて更なる借金の積み増しとの受け取りも出来ます。
他では、介護報酬の引き上げは良い事だと思います。現場は必死で頑張っていますが報酬が余りに少なく、介護を職として求めている方が減っているのが現実ですから。頑張っている方が恵まれないと意味がないですね。

他には減反に協力した農家は10アールあたり3千円の上乗せがあります。これは、世界の人口が毎年8千万人増え続けており、世界的に食料危機になりかけているのになぜ?と思ってしまいます。

面白いのは乗用車の高速道路の料金を土日にかぎり首都高とか阪神高速などは除き原則千円(一部は千五百円)にしています。
燃料高騰から下がってきたものの、消費者はできるだけ外出を控えていますし自動車の買い替えも控えているので、利用促進を図りたいと思っているのでしょう。
ただ、世界的に地球温暖化問題などが年々大きくクローズアップされているのでどうなるのか?ただ、私はドライブ好きなのでこれは良い施策だと個人的には思いますし、地域の観光にとっても利点だと思います。

さて、昨日は小学校のバザーでけんちん汁を販売するために○○給食の社長にお願いし、担当の方と打ち合わせをしました。しょせん学校のバザーです。業者は儲かりません。しかしながら、○○給食殿は地域貢献との観点からお付き合いをしていただいています。その汁の食材のお願いと、寸胴鍋など調理道具をお借りすることになりました。
また、○○給食殿はさらなる地域貢献として高松のプロスポーツチームのスポンサーにもなっており、選手数名を社員として給与面からも協力しているとのこと。
日本の景気が良くなればこのような地域貢献できる会社ももっと増えて良い相乗効果を生むと思います。
私が在籍している青年会議所も会員数が10年前に比べたら大幅に減ってきています。今後の地域社会を支えていく若手リーダーを育成していますのでこのままではリーダー候補生が減ってしまいます。
地域の景気対策に重点をおいてほしいですね。
コメント
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