風とみどりに! 

風の訪れる庭、みどりに戯れる日々の記録

モクレンの山里散策

2018-04-06 | モクレンの山里

山里を訪れてから3日目、ハクモクレンは潔く散りはて、
山は紫モクレン、サラサモクレン、桜のピンクに変わっていました。

Yukiちゃん夫妻と我が連れ合いの4人でお邪魔してきました。
おじいちゃん、おばあちゃんはいつものように笑顔。

広い山を樹々の由来、小さな花のこと、
いろんなお話を聞きながら案内してもらいました。

ちょっと大量画像だけれど、一緒に散策を。

雑木林の中、ササユリ、ヤマユリの芽がたくさん出ています。
踏みつけないように、足元気を付けながら・・・


60年前に植えたハクモクレン、その種から苗木が育つ。

手前の細い木は鳥が運んだモクレンの木、
「来年は咲くと思うよ、どんな花が咲くのかすごく楽しみで・・・」

ミツバツツジが鮮やかに咲き誇ります。

「種は山の肥料のない土に蒔いて・・・」これも実生からの花たち。

山の上は花桃の競演、たくさんの木があります。

「一本の木から種を取って増やしたら、微妙に違う花が咲いて・・・」

ハクモクレンが終えても、こんなに素敵な山里、


まだまだ、今は椿がすごいんです。山の斜面には椿の花がいっぱい。

「食料の大事な時代、花は土地の隅っこに植えたものだから・・・」

数年の小さい椿たちは、みんな違う種類なんです。

「この葉っぱ、金魚の尻尾みたいだろ?」

いろんなお家から、枝を貰って挿し木で育てたそうです。

椿を紹介し始めるとキリがありません、100株はあるらしい。

山の棚田は沼地で、花木が育つよう土石を入れて土地改良、
仕事の合間にこの花の里を作り上げていったお話は、
苦労話ではなく、おじいちゃんの元気と笑顔の源なんですね。

水芭蕉の池に桜の花びら、久しぶりにオタマジャクシを見ました。

四国コメツツジが咲き始めました。
小さい鉢植えからこんなに大きくなりました。

このツツジの下は、おばあちゃんの苗床、
ユウスゲの実生苗がいっぱい、私の日本桜草もすごく増えていました。

水仙も、いろんな所に咲き誇っています。


おじいちゃん夫妻、Yukiちゃん夫妻、心からお花を愛する者が集まると、
初対面とは思えないつながりが生まれます。
なんと、2時間もお邪魔していたんです。

皆が笑顔で、すごく幸せな時間、次は百合や紫陽花の季節に。


ハクモクレンの咲く頃はこちらから

ササユリ咲く頃はこちらから

コメント (5)
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