山里を訪れてから3日目、ハクモクレンは潔く散りはて、
山は紫モクレン、サラサモクレン、桜のピンクに変わっていました。
Yukiちゃん夫妻と我が連れ合いの4人でお邪魔してきました。
おじいちゃん、おばあちゃんはいつものように笑顔。
広い山を樹々の由来、小さな花のこと、
いろんなお話を聞きながら案内してもらいました。
ちょっと大量画像だけれど、一緒に散策を。
雑木林の中、ササユリ、ヤマユリの芽がたくさん出ています。
踏みつけないように、足元気を付けながら・・・
60年前に植えたハクモクレン、その種から苗木が育つ。
手前の細い木は鳥が運んだモクレンの木、
「来年は咲くと思うよ、どんな花が咲くのかすごく楽しみで・・・」
ミツバツツジが鮮やかに咲き誇ります。
「種は山の肥料のない土に蒔いて・・・」これも実生からの花たち。
山の上は花桃の競演、たくさんの木があります。
「一本の木から種を取って増やしたら、微妙に違う花が咲いて・・・」
ハクモクレンが終えても、こんなに素敵な山里、
まだまだ、今は椿がすごいんです。山の斜面には椿の花がいっぱい。
「食料の大事な時代、花は土地の隅っこに植えたものだから・・・」
数年の小さい椿たちは、みんな違う種類なんです。
「この葉っぱ、金魚の尻尾みたいだろ?」
いろんなお家から、枝を貰って挿し木で育てたそうです。
椿を紹介し始めるとキリがありません、100株はあるらしい。
山の棚田は沼地で、花木が育つよう土石を入れて土地改良、
仕事の合間にこの花の里を作り上げていったお話は、
苦労話ではなく、おじいちゃんの元気と笑顔の源なんですね。
水芭蕉の池に桜の花びら、久しぶりにオタマジャクシを見ました。
四国コメツツジが咲き始めました。
小さい鉢植えからこんなに大きくなりました。
このツツジの下は、おばあちゃんの苗床、
ユウスゲの実生苗がいっぱい、私の日本桜草もすごく増えていました。
水仙も、いろんな所に咲き誇っています。
おじいちゃん夫妻、Yukiちゃん夫妻、心からお花を愛する者が集まると、
初対面とは思えないつながりが生まれます。
なんと、2時間もお邪魔していたんです。
皆が笑顔で、すごく幸せな時間、次は百合や紫陽花の季節に。
ハクモクレンの咲く頃はこちらから⇒
ササユリ咲く頃はこちらから⇒