《「きょうだい」のこと》
この「つながりの流れ」を描いて「気づいたことがある。
私の出会った「きょうだい」たちもみんな、この流れにいた。
この「《わらの家》のつながり」のなかでは、姉や兄に「障害」があっても、妹や弟に「障害」があっても、「同じ子ども」を体験できる。
同じ《つながりの流れ》にいるからこそ、体験できる感覚がある。
お互いに「同じ子ども」、「同じきょうだい」でいることが守られる。
家の中では「同じ子ども」なのに、学校の中では「別の家」に分けられる。その理由を理解するのは、難しい。
だから、「きょうだい児」の「語り」も、「信頼」も、「《わらの家》のつながり」体験によって違ってくるのだろう。