ワニなつノート

『みんなの学校』 3年後の感想文(1)



『みんなの学校』 3年後の感想文(1)




《3年たって残るもの》


「みんなの学校」を見てほしいと、上映会が各地で続いている。
そして、上映後の感想に、「こんな学校が増えてほしい」という声があがる。


初めてこの映画を観てから3年が経つ。

「みんなの学校」は3回観た。


その後、3年で150本くらいの映画を観てるので、細かいところは覚えていない。


3年たって、もっとも記憶に焼き付いているシーン。


それは、障害の子がテストを受けさせてもらえず、「多目的室…」とつぶやくシーンだ。


今、「あんな学校が増えてほしいと思うか」と聞かれたら、私ははっきり「NO」という(>_<)


もしわが子が、「あの学校」に通っていたら、私は「試験も一緒に受けさせてほしい」という要望書を書くだろう。


テストの「一時間」の話ではない。


子どもが主人公であること、子どもの主体感覚、「自分の人生に主導権を握っている感覚」に関わることだから。
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