テーマⅢ
《普通学級にいるとどうして『本当の自信』が育つのか》
メモ(a)
ふつう学級は、その子の障害に係る行動を、「直す」ことに焦点を当てるのが一番ではなかった。
「直す」ことがその子の一番の課題だと、みんなが思っている場所ではなかった。
それが、何より「ふつう学級」の特徴の一つであり、その子の自信の源流の一つだった。
そうすると、何が育つか?
「直そう、直そうとされない、自分が育つ」ということ。
他の子と同じことで注意されたり、怒られることはある。
でも、それは「直されるべき障害児」としてのものではない。
直されるべき「障害」を持った、「障害児」としての「自分」が育つ、のではない。
「障害」のある「ふつうの子ども」としての、「自分」が育つ、のだ。
※【ふ】ふつう学級は、ふつうの苦労をするところ。
※【こ】子どもはみんな、ふつうの子ども。
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