一学期のあいだ、ずっと気になっていたことの報告です。
今年4月4日のブログで以下のことを書きました。
①3月23日、ブログにコメントが届く。
「小3の息子を特別支援学級から普通学級へ転籍させたい…」
②3月31日、お母さんと会って話を聞く。
③4月1日、教育委員会に「普通学級に転籍したい」要望書を提出。
④4月2日、教育委員会と話し合い。
⑤4月6日(月)から、普通学級でスタート。
◇
…あまりにスムーズに事が進みすぎて、その後のことが気になっていました。
5月のはじめに、わざわざ千葉の相談会に親子で来てくれて、一カ月ぶりに子どもとも話ができました。
ほんの少しの会話でしたが、子どもらしい表情が印象的で、ああ、ふつうの学校生活を取り戻せているんだなと思いました。
でも、やっぱり…。
学校はゆだんできないから…とか思ったりしました。
ひとには、学校を信頼しなきゃはじまらないよ。
とか、
子どもを委ねるんだから、信頼しなきゃ。
とか、言いつつ。
でも、なかには信頼できない奴もいるさ。
という思い込みはなかなか消えない…。
で、7月の終わりにメールが届きました。
「…転籍の件ではお世話になりました。…
子どもは学校を休まず楽しく通っております」
ホッとしました。
「信頼できない奴もいる」と疑った自分をちょっと反省。
メールのつづき。
「…学校で個人面談があり、東京都の4年生対象の学力テストの結果や、クラスの様子について、担任より話がありました。」
「算数は平均以上、国語と理科は平均以下、課題が山積みですね。5年生から内容が難しくなるので…心配です。」
さっきの反省、撤回(-。-)y-
4年生の内容だって十分難しい。
分数の掛算、割算もある。
しかも、1年生の途中から、本人の意に反して、特別支援学級に移された。
そこからようやく2年ぶりに戻った普通学級で、「4年生の算数が平均以上」。
どうして、そのがんばりを認めてあげようという言葉がないのだろう。
やっと普通学級に戻れて、それだけがんばっていることへの敬意はないんだろうか。
「課題が山積みですね、は、教員としてのお前だろ」と言ってあげたい。
他にもいくつかあるけど、問題があるのは教員と学校の方であって、彼は順調に普通学級での自分の生活を取り戻している、大丈夫、そう思えました。
今日から2学期。
子どもたちにとって、学校が安全で、敬意ある場所でありますように。
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