《「支援」から子どもを守る7つ》(メモ1)
ASLの人はなぜ「自殺」したいと願ったか。
「病気」そのものよりも、病気をもって自分らしい生活をさせない「支援」によって。
その「支援」を「虐待だ、不当だ、人権侵害」だと言えず、気づいてもらえず、すべての苦しさは「病気」のせいだと、追いつめられた。
病気は治らないのだから、「今ここの苦」から逃れるには「自殺」しかないと。
でも、病気は治らないとしても、「本人をないがしろにする支援」は「直せる」のに。
そのことを知らないまま殺されてしまった。
□
「耐え難い支援」。すぐに思いつくものをメモしてみた。
「みんなと一緒に学びたいのに、障害があるからと、《分けられる支援》」
「障害があるからって、自分にだけ《親が付き添うという支援》。(親を支援員と変えても同じ)」
「いま苦があって不登校という表現と意思を表しているのに、《学校に行かせるための支援》、「出席扱い」にするための《支援》」
「点数が取れない等の理由から、支援学校も高校だとごまかされて進路指導される《支援》」
「親の虐待から逃れるために、自分の私物をすべて預けさせられ、洋服も下着までも保護所のものに変えさせられ、何カ月も学校に通えず、友だちに電話もメールもできず音信不通の状態が続く、まるで刑務所か閉鎖病棟のような《一時保護所に入れられる支援》。
□
つまりは、《本人をないがしろにする支援》ってことかぁ。
A:本人の声を聞かない《支援》は、疑った方がいい。
B:本人の主体感覚を尊重しない《支援》は、疑った方がいい。
C:「あなたの感じるように感じてはいけない」と思わせる《支援》は、疑った方がいい。
D:本人を助ける力は本人が持っていることを信じない《支援》は、疑った方がいい。
E:本人の納得までの時間を待たない《支援》は、疑った方がいい。
F:マイナスにみえるとき、逃げたいとき、先延ばししたいとき、がんばれないときも、必ず物事がいい方向へ向かっていると信じ続けてくれない《支援》は、疑った方がいい。
G「身の丈を知れ」「身のほどを弁えろ」「分相応」という「自己理解」を迫る《支援》は支援ではない。
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