ブログ雑記帳

日々の雑記帳です。オストメイトに関することや、パソコン、散歩など、日々の出来事について気が向いた時に書いています。

関西旅行(その1)

2016-01-12 14:42:20 | 旅行
12月31日に関西へ。
中野を7時前に出発。9時過ぎ東京発の新幹線に乗って京都へ。
京都駅から地下鉄に乗って四条烏丸で下車、大丸の近くで昼食を取ってから錦市場を散歩。
大晦日とあって大混雑。

京野菜や鮮魚などの生鮮食品や各種の加工食品が多い。
東京地木地に比べると鮮魚が少なく保存食品が多いようだ。

繁華街の寺町通の一本西の麹屋通を北に向かって御池通りまで歩く。
この辺りは戦前の古建築が多い。炭屋、俵屋、柊屋など古い日本旅館も多い。



炭屋

俵屋

柊屋
御池通りの南に並行する三条通りも昔のメインストリートだけあって
京都文化博物館などの古建築がならんでいた。


喫茶店で休んだ後、
御池駅から地下鉄でJR京都駅に戻り、JRで大阪梅田に行き、阪急に乗り換えて西宮の実家に帰って夕食を食べる。
母親の認知症がひどくなっていて世話が大変のようだ。
今受けている週2回のディ・サービスで不十分なら
施設に預けざるを得ないかもしれない。
大阪に戻り地下鉄御堂筋線に乗り換えて江坂駅に行き近くのビジネスホテルで宿泊。

1月1日は江坂のビジネスホテルで起床。
宿泊したビジネスホテルは地下鉄御堂筋線の延長である北大阪急行線から至近距離にあった。

元旦だが朝食は軽食で済ませ、地下鉄御堂筋線で難波に行き近鉄奈良線に乗り換えて近鉄奈良駅に。

近鉄奈良駅に荷物を預けて大安寺に。

大安寺は平安前期までは東大寺、興福寺と並ぶ大寺院だったということで、その後衰退したが、現在はがん封じの寺として知られているようだ。

収蔵庫には7体の木彫り仏が安置されていた。すべて奈良時代末期の作で重文とのこと。

大安寺から薬師寺に向かって歩く。歩いても30分で着くはずだが途中でタクシーを拾ってしまった。薬師寺近くで昼食。

薬師寺境内は相変わらず東塔が改装中。


改装中の東塔の水煙、仏舎利などの国宝が展示されていた。

水煙

仏舎利

講堂には仏足石、金堂には薬師如来像、東別院の聖観音などの国宝を観ることができる。

講堂

講堂法話

仏足石

金堂

薬師如来

西塔

聖観音

近くの唐招提寺を観て休憩。

垂仁天皇陵の近くを通って喜光寺へ。

ここは奈良時代に行基が創建したという寺のようだ。
東大寺を建立するための雛型として造ったとの話もある。
本堂や室町時代に再建されたもの。本尊の阿弥陀如来は平安時代の作でいずれも重文。


弁天堂では蛇を御神体にした秘仏の宇賀神像が公開されていた。

弁天堂

宇賀神像
近くの菅原神宮によってから大和西大寺駅で近鉄に出て終点の近鉄奈良駅。ワシントンホテルプラザで宿泊。

菅原天満宮

関西旅行 その2

2015-08-30 21:22:00 | 旅行
21日は京都の大原へ。

淀屋橋駅から地下鉄で梅田に出てJRで京都に。
京都駅で荷物をロッカーに預けてバスに乗って大原に。
バスは京都の繁華街を経由するので結構時間がかかる。
荷物をロッカーに預ける必要がなければ、淀屋橋から京阪で京都の出町柳まで行って、そこから大原行きのバスにのる方が良いようだ。
JR京都駅で荷物を預けるにしても、京都の地下鉄で国際会館駅まで行き、そこで大原行きのバスに乗るルートも考えられた。

大原のバス停から三千院への道の途中で昼食を取ってから三千院へ。
境内は広く高低差もある。
往生極楽院は重文。そこに安置されている阿弥陀三尊は国宝。


杉苔でおおわれた庭園が美しい。



一回りした後。近くの勝林院へ。ここで法然と他の天台僧の間で宗論(大原問答)があったとのこと。

宗論の際に本尊の阿弥陀如来が「法然が正しい」と裁定したという伝説があるようだ。

本堂の欄間の装飾は豪華。


隣の宝泉院へ。
ここの庭園も美しい。建物内の格子ごしに鑑賞するのが良いとのこと。樹齢700年の五葉の松も美しい。



少し歩いて来迎院へ。

本堂には重文の薬師如来像・阿弥陀如来像・釈迦如来像が安置されていた。

近くの喫茶店に寄った後、大原バス停からJR京都駅に戻り荷物を受け取ってから新都ホテルに。

夕食は近鉄京都駅下のレストラン街で。
新都ホテルからは新幹線が良く見える。


22日は再び大原へ。昨日と同じく京都駅のロッカーに荷物を預けて、京都駅から大原にバスで向かう。寂光院へはバス停から徒歩15分程度。

本堂は寂光院の行事のため入れず、建礼門院の庵の跡や宝物館を見学。



大原バス停の近くで昼食を取った後、実相院へ。
バスで国際会館駅前に行き、実相院行きのバスに乗り換えて終点で下車。

実相院にも池泉回遊式庭園と枯山水の石庭の2つがあった。
回遊式庭園の池にはモリアオガエルが生息しているとのこと。


床板に外の木々が写り込む「床みどり」も有名。


再びバスで国際会館駅前に戻り、北大路行きのバスで「円通寺道」のバス停で降りて円通寺に向かう。途中が区画整理された新しい住宅地に変貌していたため道に迷いそうになり、2回ほど人に聞いてやっと円通寺にたどりついた。

ここは元は後水尾天皇の山荘でその頃に作られた枯山水の庭園で有名。


枯山水の庭園の比叡山を借景とした風景が素晴らしく、庭の向こうには比叡山以外見えないようにしている。ただし実際には刈込の間から新しい住宅群がわずかに見えていた。

帰りは案内図を観て「円通寺道」のバス停の隣の「自動車教習所」のバス停に戻り、15分ほど待ってバスで国際会館前に向かう。このバス路線は1時間に1本ほどしかなく不便。タクシーを使うことも考えたが朝にバス・地下鉄1日乗り放題の乗車券を買ってあったのでバスを利用することにした。

国際会館前から地下鉄に乗って京都の三条通りの繁華街に寄った後、再び地下鉄に乗ってJR京都駅へ戻る。荷物をロッカーから受け取り駅内の食堂街で夕食を取って新幹線で東京に帰った。


関西旅行 その1

2015-08-29 10:44:39 | 旅行

8月19日から22日まで関西に。
19日の朝に東京を出発して京都駅で下車。バスにで1時間近く乗って嵐山に。

いつもながら渡月橋のあたりは人が多い。
天竜寺の宝蔵院へ。ここが公開されるのは珍しい。
嵐山を借景とした回遊式の庭園が有名。

本堂の襖絵は洋画家の田村能里子画伯が描いたということだ。鮮やかな朱色が印象的。


バスで松尾大社へ

ここは渡来氏族の秦氏の氏神という古い神社。作庭家の重森三玲が造園した3つの庭園が広がっている。



宝物館には3体の大きな神像が安置されている。日本最古に属するものとのこと。
仏像はどこでもみられるが、神像は少ない上に公開されているのは珍しい。他に十数体の小さな神像も安置されていた。



喫茶店で休んだ後、バスでJR奈良駅へ。近鉄京都駅駅の真上にあるホテル近鉄京都駅に泊まる。JR在来線が窓の下に見える。


20日は奈良に。
近鉄京都駅から特急で奈良駅に。バスで奈良国立博物館へ。「白鳳」と題する特別展が開かれていた。

薬師寺の聖観世音菩薩立像、法隆寺の夢違観音など飛鳥時代後期の白鳳時代の名品が多数陳列されている。


喫茶店で軽い昼食を取った後、近くの依水園へ。依水園へ。庭園が素晴らしい。東大寺の大仏殿と若草山を借景にした構図もよい。


バスで近鉄奈良駅にもどり近鉄奈良線で大阪の鶴橋でJRに乗り換え大阪駅へ。所要を済ました後、阪急で西宮の門戸厄神駅に行き実家を訪問。
母親の認知症が進行しているのが気がかり。
阪急で大阪の梅田に戻り、地下鉄で淀屋橋に行ってビジネスホテルに泊まる。







姪の結婚式のため大阪へ行く 2日目

2015-03-11 21:18:56 | 旅行
2日目はホテルで朝食。
ホテルには池や滝がある。

結婚式場は同じホテルなので助かる。

新婦親族の控え室へ。
新婦も登場。新婦はかなり晩婚だがとにかく結婚できたのはうれしい。
一人娘のため両親がかわいがり過ぎて遅くなったのかもしれない。

親しい親族は新婦両親を除けば数人しかいないのは残念。

結婚式は神前結婚式。
三々九度の杯や指輪交換、親族紹介があった。
写真撮影は遠慮せざるを得なかった。

披露宴の控室では大勢の人がいたがほとんど知人はない。
最近では新郎新婦の友人を中心に呼ぶことが多く、世代が上の親戚はメインの客ではないのかもしれない。
披露宴

新郎新婦入場、祝辞、ケーキカット、ファーストバイトなどの定例のセレモニーがあった。







会場で友達や親族が新郎新婦と記念撮影を行っていた。最近は一般的なのかもしれない。






弟(新婦の父)も結構緊張している様子。


お色直し中は新郎新婦の今までのスライドショー。

お色直しはドレス姿だったが白色ではなかった。
白いウェディングドレスがない結婚式は珍しいかもしれない。

両親に対する花束贈呈や新郎の父のあいさつで終了。


さっそく結婚式のビデオが会場で披露されていた。

無料送迎バスで梅田まで行き、JRで新大阪に。
新幹線で東京に帰る。

姪の結婚式のため大阪へ行く 1日目

2015-03-09 11:21:13 | 旅行
姪が結婚するとのことなので大阪へ。
結婚式は3月1日だが
2月28日に大阪に行って忠岡町の正木美術館に寄ることにする。

2月28日の朝に東京から新幹線で大阪へ。
新大阪駅で地下鉄御堂筋線に乗り換え難波で下車。
難波の地下街で昼食をとってから南海電車に乗り、急行に乗って泉大津駅で下車。

タクシーで正木美術館へ。

正木美術館の創設者は有名な美術コレクター。
今回は水墨画や漆芸品が展示されていた。

雪舟真筆の山水画がある。
当時雪舟の作品が議論があったが
コレクターの正木氏は当初から雪舟筆と信して疑わなかったとの事。

根来手付湯注

花鳥図屏風

隣の正木記念館に寄る。日本庭園が美しい。



お茶を頂いた後、タクシーで泉大津駅へ戻り。南海電車に乗る。
少し時間が余ったので堺市の仁徳天皇陵に向かう。南海高野線に乗り換え三国ヶ丘駅で下車。

仁徳天皇陵まで徒歩3分だが住宅地の中に埋もれていて判りにくい。

周回道路が一応整備されている。

濠には水鳥、スイセンも咲いていた。



付近には梅も咲いていた。


仁徳天皇陵は長さが840メートルもある巨大な古墳。
墓の面積はエジプトのクフ王のピラミッドや中国の秦始皇帝の墓を凌いで世界一とのこと。
余りにも巨大なので陵全体を地上から見るのは難しい。



航空写真が展示されていたのでやっと全体の形が判る。


拝所からは少し陵の中心部に近づくことができる。


世界遺産登録を目ざいているとのことだが、住宅地の中にあり、目立たなく改装してはいるものの周辺にラブホテル街も残っており環境的には問題が残っているようだ。

宮内庁が天皇の祖先として祀っている現役の「お墓」を観光地として売り出すのはどうかという意見もあるかもしれない。

お堀の近くに大阪女子大学の学舎跡の碑が建っている。
大阪女子大学は、前身の女子専門学校を含めれば90年の歴史を持つが大阪府立大学に統合されて廃止されたとのこと。少子化の影響や、特に女子大の衰退の風潮もあり止むを得ないのかもしれないが、卒業生には残念なことと思う。

喫茶店でお茶を飲んだ後、再び三国ヶ丘駅から南海高野線で難波へ。

戎橋筋を歩き、法善寺横丁のスペイン料理屋で夕食。

地下鉄で梅田に行き、ホテルの送迎バスでホテルに到着して就眠。

沖縄へ 3日目-5日目

2015-02-10 10:56:37 | 旅行
3日目の1月21日は近くの沖縄かりゆしビーチリゾート・オーシャンスで朝食。
昼食は毎日バイキングだが今回は海の見えない昼食会場。


団体客も見かけた。

中部の具志川の知人宅を訪問。

知り合いの御夫婦だけでなく、息子さん夫妻も応対して下さった。

プラザハウスで昼食。ここは日本で初めてのショッピングセンターとのことだが
今では手狭な感じがする。ここにあるスーパーで食品を買う。

近くの米軍の泡瀬ゴルフ場跡に巨大なイオンのショッピングセンターを建設中であった。
敷地面積17万平米 延床面積 16万平米 駐車台数 4,000台以上と大規模。
沖縄観光の目玉の1つにしたいようだが、
沖縄市の旧市街にある小売店には打撃が大きいかもしれない。

沖縄市の海寄りの丘の上にある親戚の土地を見に行く。ラブホテルが隣にある場所。
相変わらず草がぼうぼう茂っていた。

土地の入口の道路の、鎖で封鎖していた場所に知らない小型トラックが駐車したままになっていた。

おどろいて役所などに電話を掛けたがすぐにパトカーが来てくれた。
状況を説明すると車のナンバープレートから車の持ち主を探してくれた。
運よく20分ほどで持ち主が現れた。すぐ近くのラブホテルのオーナーとのこと。
車のとまっている道路はそのオーナーの土地。
こちらにも自分の土地への出入り口なので使用権はあるが、余り文句はいわず引き下がった。

近くの東京第一ホテル オキナワグランメールリゾートでお茶を飲む。
海から遠くラブホテル街に近い変な場所にあるので商売が大変だと思うが、団体客を取っているようだ。

次に中城村の土地へ。ここもあいかわらず草茫々。

両隣の土地に住宅が建つようになるなど徐々に市街地化しているようだ。
別荘に帰り、夕食は別荘で取り就眠。

4日目は朝はANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートで朝食。
天気は悪くないが海が荒れていた。



別荘に帰って一仕事した後、近くの沖縄そば屋で昼食。

昼食後、首里の識名園近くの先祖代々のお墓へ。
沖縄に多い巨大な亀甲墓ではなくさらに旧式の掘込墓。
草は管理している方に刈ってもらっていたので見苦しくなかった
ただ墓の上の木々がいかにも崩れそうなので対応を業者に頼むことにした。

少し時間が余ったので中部の石川にあるビオスの丘へ。

ここはランが中心の自然植物園。
ただし冬なので野外のランは少ない。

広い敷地は亜熱帯の森に囲まれている。人の手が加えられているが緑が美しい。


深い谷には池があり観光船が周遊している。

水牛車もあるが昼休みのようだ。

カンヒザクラが咲いていた。沖縄は1月から2月がサクラの季節のようだ。

温室にはランが栽培されている。

西海岸のルネッサンスリゾートオキナワでお茶を飲み。
相変わらず海は荒れている。


夕食は恩納村の創作料理屋の「る・それいゆ」。ステーキを食べる。

別荘に帰り就眠。


5日目は午前中は別荘に業者に来てもらい掃除をしてもらう。

あいかわらず近くに野良猫がたむろしていた。餌をやるペンション宿泊客が多いのだろうか。

昼ごろに別荘を出てANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートで昼食。

那覇空港近くまで高速を使って帰り、ガソリンを満タンにして車をレンタカー営業所に納車。
マイクロバスにのって空港に。
少し時間があったので空港ビルの最上階の店でお茶を飲む。
空港が良く見える。

次から次へと飛行機が離陸していた。

17時のスカイマーク機で東京へ。珍しく遅れずに東京に到着した。

沖縄へ 1日目-2日目

2015-02-08 17:41:34 | 旅行
家内の仕事の手伝いで1月19日から23日まで沖縄に旅行。
1日目は昼13時羽田発のスカイマーク機で沖縄にむかう。
スカイマーク機は例のごとく30分ほど遅れて那覇空港へ。

レンタカー会社に空港までマイクロバスに迎えに来てもらいレンタカー会社の営業所へ。
日産のノートを借りて西海岸の恩納村へ。クロネコヤマトの恩納村の営業所で先に送っていた荷物を受け取ってから
恩納村希望ヶ丘のペンションのウィークエンドへ。

荷物を置いてから直ぐに国道58号線を3キロほど北に行った所にあるどなんち食堂へ行って夕食を取って帰る。


2日目は朝ペンション・ウィークエンドを出発。

近くのオキナワ・マリオット・リゾート&スパで朝食。


バイキングを食べる。冬場なのに結構客が多い。団体客を取っているのだろうか。
高台なので海は遠いが辛うじて見える。

昼食後、親戚の別荘へ。3年前から貸別荘にしているが、冬はほとんど客が来ないようだ。

ベンガルカズラやハイビスカスが咲いている。



ペンションが多いためか野良猫が多い。

去年の台風のため裏の簡易倉庫が風で傾いていた。

午前中は別荘の点検など。

昼食は近くの沖縄かりゆしビーチリゾート・オーシャンスパで軽食。
こちらのホテルも高台にあるが海が良く見える絶景。


午後は貸別荘の営業をしている夫妻と打合せをしてから許田の道の駅に行って買い物。

この道の駅は訪れる有名人が多いようで岩下志麻や薬師丸ひろ子などのタレントの名が掲示されていた。

夕方にはザ・ブセナテラスに行って買い物。
海岸にあり夕方の海が美しい。


ホテルの庭園の木々は光のイルミネーションで飾られていた。


夕食は名護に行って沖縄料理の.家守家(YAMORIYA)へ・
海岸沿いの海がよく見える場所にあるが、夜なので良く見えなかった。


2日目は別荘に宿泊。

関西旅行 4日目 浄瑠璃寺、法隆寺など

2015-01-16 19:32:17 | 旅行
4日目の1月3日は宿泊した奈良市のホテル小路と同じ建物のダイニングキッチンで昼食を取る。


近鉄奈良駅のロッカーに荷物を預けた後、バスのサービスセンターで岩船寺への行き方を聞く。浄瑠璃寺行きのバスに乗ればよいとのこと。
終点の浄瑠璃寺で下車。コミュニティバスに乗り換え岩船寺前で下車。
このあたりは降雪で一面の銀世界になっている。
このコミュニティバスは、昨日は雪で動けず運休になったとのことだ。
岩船寺への路をたどると雪の道の向こうに三重塔が立っている。
屋根が雪に覆われている。室町時代に建てられたもので重文。

本堂は昭和末期の建物。

十三重石塔は鎌倉時代のもので重文。


コミュニティバスで浄瑠璃寺に戻る。アプローチの参道が美しい。

凍った池を中心とした庭園があり、池の向こうに本堂がある。


本堂の阿弥陀堂は国宝で九体の阿弥陀仏が安置されている、
三重塔は平安末期の国宝。



ふたたびコミュニティバスに乗りJR関西線の加茂駅へ。

食事ができる店を探したが、店はほとんどない。
辛うじてお好み屋を見つけて昼食。
夜は居酒屋のような店で昼間から酒を飲む客がたむろしていた。

昼食後、近くの海住山寺に行こうとしたが、
タクシーがつかまらず、バスもなく、歩くにも遠いので断念。

加茂駅から徒歩20分ほどの現光寺へ。
ここは無人のお寺。
鎌倉時代の木造十一面観音坐像は重文。
収蔵庫に収められている。


最近韓国人などの窃盗団による仏像の盗難が相次いでいるので警戒しているのだろう。
関西線に2両の気動車が走っていた。いかにも田舎。


加茂駅に戻りJR大和路線に乗って法隆寺に向かう。
木津駅や奈良駅で乗り換える必要なく法隆寺駅に直行できるのはありがたい。
法隆寺駅からバスで法隆寺へ。

夕方近くになっていたがさすがに参詣客は多い。
南大門をくぐって西院伽藍へ

金堂、五重塔、中門、回廊などの西院伽藍はほとんど飛鳥時代の建物が残されている。
世界最古の木造建築群とのこと。日本が世界に誇れる世界遺産。






中門の金剛力士像は奈良時代のもの。

金堂内部の釈迦如来像、薬師如来像、四天王像なども奈良以前の作。

大講堂は平安時代の再建。

聖霊院の前を通り大宝蔵院へ。


有名な百済観音をはじめとして夢違観音、玉虫の厨子、橘夫人厨子などの社宝を拝観することができた。

閉門時間が近づいたので南大門がら出て、バスで法隆寺駅に戻り、JR大和路線でJR奈良駅に戻りバスで近鉄奈良駅へ。
ロッカーから荷物を受け取って近鉄特急で京都駅に。
近鉄京都駅の下の名店街の店で夕食を取って新幹線で東京に。
新幹線は雪で30分ほど遅れたが、なんとか夜遅く中野に戻ることができた。

関西旅行 3日目 室生寺、興福寺他

2015-01-12 20:16:09 | 旅行
3日目の1月2日は奈良のワシントンホテルで起床。朝食は和食。

またもや近鉄奈良駅より近鉄に乗り西大寺、大和八木を経由して室生口大野駅で下車し
バスで室生寺に向かう。

終点で降りる。昨日から雪が数センチ降ったために銀世界に。
入口の太鼓橋を渡る。川岸も周りの民家も雪をかぶっている。

仁王門から鎧坂の階段を上がる。
右に金堂、左に弥勒堂がある。


いずれも屋根は雪におおわれている。

金堂は国宝。中に十一面観音立像(国宝)、文殊菩薩立像(重文)、本尊釈迦如来立像(国宝)、薬師如来立像(重文)、地蔵菩薩立像(重文)、十二神将立像(重文)が安置されているが撮影禁止。

弥勒堂は重文。本尊弥勒菩薩立像(重文)や釈迦如来坐像(国宝)が安置されている。


さらに階段を上り本堂(灌頂堂)(鎌倉時代、国宝)に。
本堂は中にあがることができた。

本堂の後方の階段の上に日本最小という五重の塔が立っている。
雪景色の中で見るのはまた趣がある。

バスで室生口大野駅に戻り、再び近鉄に乗り、大和八木、西大寺を経由して近鉄奈良駅へ。
バスで奈良国立博物館に行く。

鹿を観ることができた。

「おん祭と春日信仰の美術」という特別陳列などを鑑賞。


仏像館は改修中。

コーヒーを飲んだ後、隣の興福寺の国宝館へ。阿修羅像や十大弟子像などの国宝が目白押し。

夕闇の中、興福寺の五重塔、東金堂、南円堂、北円堂などの建物の外から拝観。いずれも国宝、重文。
五重塔

東金堂

南円堂

北円堂

中金堂は再建工事中。

近鉄奈良駅のロッカーに預けた荷物を受け取り近くのホテル花小路に泊る。

関西旅行 2日目

2015-01-08 20:22:01 | 旅行
1月1日の元旦の朝は大阪京橋の京阪のホテルで起床。
このホテルはJR大阪環状線と京阪電車が交わる京橋駅に直結していて便利。

朝食はバイキング。

JR大阪環状線に乗り、鶴橋で近鉄に乗り換え近鉄奈良駅へ。
荷物を近鉄奈良駅のロッカーに預け再び近鉄にのり長谷寺に向かう。
近鉄西大寺駅で橿原線に乗り換え、大和八木駅で近鉄大阪駅に向うが急行電車は長谷寺に留まらないので
途中で各駅停車に乗り換える必要があり結構時間がかかる。
長谷寺駅は約20分に1本の各駅停車しか止まらないので不便。

長谷寺駅から長谷寺駅までは徒歩で15分程度。
坂道が多い。途中は門前町になっているが余り活気はない。

途中の初瀬街道に面した茶房長谷路という店で昼食。

ここは古い民家で版画を展示しているが食事も提供するようになったようだ。
日本庭園もある。国登録有形文化財とのこと。

長谷寺の入口の仁王門から本堂まで400段ほどの屋根つきの階段(登廊)がある。

登廊は古い部分は江戸初期に造られたのことで、仁王門などとともに重要文化財。



登廊の傍には石灯籠が多数建てられている。

冬牡丹も咲き始めていた。

国宝の本堂は傾斜地に立っていて京都の清水寺のように舞台造。これも江戸初期の建立。



本堂の内部は撮影禁止。

高さ10m以上の巨大な木造十一面観音立像が安置されている。迫力がすごい。

法要が行われていた。バックグラウンドの音響とともに坊さんが本尊の周りを走り回っていた。

五重塔は昭和の再建。

近鉄長谷寺駅に戻って再び近鉄に乗り、大和八木駅で橿原線に乗り換えて西ノ京駅で下車。

薬師寺は駅の前にある。
玄奘三蔵院伽藍では平山郁夫の大唐西域壁画が大唐西域壁画殿に拝観。

もちろん最近の作品だが大変な宝物として扱われているようだ。

玄奘塔も印象的。

中心となる白鳳伽藍に回る。

東塔は改装中。西塔は最近の建立だが素晴らしい。

金堂も最近の建物だが、中には白鳳時代の薬師三尊像(国宝)が安置されている。


吉祥天の画像(国宝)が特別公開されていた。意外に小さい。

駅前でお茶を飲んだ後、近鉄に乗って近鉄奈良駅に戻り、ロッカーに数桁荷物を受け取って三条通りのワシントンホテルへ。

夕食はホテル近くの店で済ませた。







関西旅行 1日目

2015-01-05 12:31:03 | 旅行
関西旅行 1日目
12月31日の大みそかの日に関西へ。
東京から新幹線に乗り、京都へ。
例年通り新幹線の混雑は激しく、10時ごろの東京発を希望していたが8時40分発しか取れなかった。

京都駅のロッカーも満員だったが辛うじて確保して市内観光。

地下鉄に乗り四条で下車。軽食を食べた後、錦市場に向かう。
錦市場は京都の中心の四条通りの北に並行する錦小路通りの高倉通りと寺町通りの間にある。

前日訪れた東京築地の場外市場ほどではないが大変な混雑。
魚・京野菜などの生鮮食材や、乾物・漬物・惣菜などの加工品を扱う店が軒を並べている。

昔の年末は棒ダラやたらこなどの正月用の保存食品が多かったようだが今は余り目立たないようだ。

錦市場の東の端の錦天満宮は菅原道真公を祭る神社だが、場所柄か学業に加えて商売繁盛の神様も兼ねているようだ。

新京極は京都1の繁華街のはずだが人が少ない。映画館が激減したためだろうか。

タクシーで東山の知恩院へ。
ここは浄土宗の総本山で法然が開いた寺院。

中心となる本堂(御影堂)は大改修中で見られない。

法然上人御堂を通り方丈へ。

大方丈と小方丈がありいずれも江戸初期の建物。内部は通常見られない。


方丈庭園は素晴らしい。これ江戸初期の作庭。


友禅苑に回る。ここは友禅染の始祖宮崎友禅を記念して昭和に造園した庭園。
池の中の高村光雲作の観音が目立つ。

華麓庵と白寿庵の2つの茶室がある。


枯山水もすばらしい。

タクシーで京都駅に戻り、お茶を飲んだ後、ローカーで荷物を受け取り、快速でJR大阪駅へ。

阪急に乗り換え西宮の実家に行って食事を食べた後、大阪に戻り、京橋のホテルで宿泊。


富士に行く

2014-10-16 21:57:52 | 旅行
台風が接近していたが、4月から富士に行っていないので
10日の金曜日の夕方に富士に向かう。
都内からは八王子まではそれなりに混んでいたが、比較的順調に中央高速を走り河口湖インターで高速を降りて近くの割烹 七草で夕飯を取り9時頃山荘へ。

11日(土)は富士山の反対側のクレマチスの丘へ。
富士宮道路を南下し西富士道路から新東名高速に入る。

新東名高速はカーブが緩やかで運転しやすい。
長泉沼津ICで高速を降りて一般道をクレマチスの丘に向かう。

最初にヴァンジ彫刻美術館へ。
ヴァンジ彫刻美術館はイタリアの彫刻家ヴァンジの個人美術館。
広い庭園に野外彫刻が点在している。

展示棟の中にも彫刻が多数置かれている。

ドイツ居住の画家・彫刻家であるイケムラレイコの彫刻もある。

庭園の緑が美しい。

緑に囲まれたカフェもある。

緑の小道を通って出口へ。

近くの店で昼食を取った後、クレマチスの丘の内の写真美術館IZU PHOTO MUSEUMに。

小島一郎という青森の写真家の展覧会。「トランプ」という小さな写真の展示や生前に開催された個展が一部再現されていた。

ビュッフェ美術館に向かう。途中の庭園は谷になっていて吊り橋が2本掛けられていた。
4,5人以上は同時に渡らないようにとのことだが10人以上が渡っていた。
揺れているので少々恐ろしい。

ビュッフェ美術館の目の広場ではフリーマーケットが開かれていた。

積み木もあり何人ものこどもが遊んでいた。

ベルナール・ビュッフェ美術館は具象画壇を代表するフランスの画家ベルナール・ビュフェの作品を収蔵・展示している。


中にはこども美術館もあり親子連れが遊んでいた。

帰りも長泉沼津ICから新東名高速に入り富士のICから西富士道路や富士宮道路を経由して本栖湖の近くから西湖のいやしの里 根場へ。
藁ぶき屋根の農家を復元した家々が富士を背にして並んでいた。

夕食は西湖のほとりのホテル兼レストランのマ・メゾン。

帰りは青木ヶ原の樹海の中を走るまがりくねった県道を通り山荘へ。
長距離ドライブをしためか車酔いしてしまった。

12日(日)は午前中は掃除や庭の雑木・雑草刈り。
半年も山荘に来ていなかったので山荘は雑木が恐ろしく繁茂していた。

昼に富士吉田の道の駅に向かう。
途中、富士吉田の旧市街の中の店で昼食を取ろうとしたがガイドブックに載っていた店が2軒とも休み。
代わりに富士吉田の道の駅の中のビール館に向かったがここもレストランは休業。

やむなく近くの店を探したが道路が混んでいて時間がかかりようやく大戸屋にたどりつき昼食にありつけたのは2時になっていた。

道の駅 富士吉田の物産館で買い物。

帰りは河口湖近くの喫茶店のミルキーウェイに向かう。
渋滞がひどく迂回して到着。
ミルキーウェイではいつもクレープを注文。

フォレストモール富士河口湖にあるマックスバリュと和菓子屋で買い物をし、

道の駅鳴沢で野菜を買ってから
山荘に帰り、夕食を取る。

13日の月曜日は雨。午前中は掃除などをして昼前に出発。

河口湖インターから中央高速に入る。
談合坂SAで昼食を取ろうとしたが黒山の人だかり。
レストランに入るまでに20分待たされた。

昼食後、雨の中を一路かなりの渋滞はあったが何とか15時半に中野に到着した。


オストメイト秋の研修旅行の報告

2014-10-02 13:15:18 | 旅行
9月28日、29日に長野県の諏訪方面への研修旅行に参加しました。
28日の朝、JR有楽町駅で下車。近くの交通会館前が最初の集合場所。

ここには約27名集合。8時にバスで出発。首都高から中央道に入りました。
途中八王子ICで降りてJR八王子駅南口で三多摩支部からの参加者7名を拾って一路、諏訪方面へ。
諏訪ICで高速を降りSUWAガラスの里に行きベーカリーレストランで昼食を取りました。


昼食後、店内のガラスショップを見学しました。

時価2億円という直径80センチの世界最大というクリスタルボールも展示されていました。

店の付近には美しいコスモスが咲いていました。


諏訪大社の上社に参拝。
諏訪神社は日本最古の神社の1つとのことです。
6年毎の勇壮な御柱祭で有名です。

上社には御柱祭で切り出されて運ばれてきた4柱の巨大な御柱が建てられていました。

巨大な太鼓もありました。

土俵もありました。ここで奉納相撲大会が開催されるようです。

宝殿は最も大切な御社殿、二棟あり、6年毎に一棟は建て替えられるとのことです。

拝殿は重文。修理中で代わりに拝殿の写真が掲げてありました。

宿泊所の「簡保のやど 諏訪」へ向かいました。
「簡保のやど 諏訪」は諏訪湖を見下ろす緑の高台に立地しています。

5階の浴場は展望大浴場で上諏訪温泉のお湯をたっぷりと湛えていました。
大浴場から諏訪湖や周辺の町の景色を楽しむことができます。
6階の展望所からの景色も素晴らしいものでした。

後後、豪華な夕食を満喫しました。

食後、大勢の人がカラオケを楽しみました。


2日目は朝食後、ホテルの前で全員集合写真を取ってから出発して高島城へ。


高島城は諏訪湖の近くにある城で安土桃山時代の末期に造られた城です。
江戸時代は古代から諏訪大社の神官を務めてきた一族である諏訪氏の居城として使われて来ました。
城あとは公園になっていて日本庭園や護国神社がありました。

現在の天守閣は50年前に復元されたものです。

天守閣の中は資料館となっていました。
武田勝頼の母の諏訪御料人は諏訪氏の出身で、大河ドラマなどで有名ですが現在の高島城とは関係がないようでした。

この天守閣からも諏訪湖周辺の景色が良く見えました。

再び高速に乗って小淵沢の道の駅 スパティオ小淵沢に。
買い物をした後、隣のそば工房で昼食。


昼食後、サントリー白州蒸留所に向かいました。
白洲蒸留所は深い森に囲まれた豊な自然の中にあります。

ここでは他の観光客とともにシングルモルトウイスキー「白州」などを造る工程を見学しました。

麦芽を砕いて仕込槽に入れて等分に変え濾過して得た麦汁に酵母を加えて発酵させてアルコールに変え、これを2階蒸留させて厳守を造り、これを樽に詰めて長期保存してから組み合わせてシングルモルトウイスキーやブレンデッドウイスキーを造るとのことでした。


最後にウィスキーの試飲もさせていただきました。

帰りは中央高速道路で一路、東京へ。JR八王子駅前で三多摩支部からの参加者を下し、バスの中でカラオケを楽しみながら夕方にJR有楽町駅前に到着しました。

楽しい旅行を企画して下さった幹事の皆さんに感謝いたします。

関西に帰省 4日目(奈良県談山神社、薬師寺)

2014-08-21 11:23:06 | 旅行
11日の月曜日は宿泊先の奈良ワシントンホテルプラザで朝食。


徒歩でJR奈良駅に出てJR桜井線で桜井駅へ。

桜井駅は単線で30分に1本程度。
その先の高田までは1時間に1本程度でもっと少ないようだ。

桜井駅のロッカーに荷物を預けて桜井市多武峰にある談山神社に向かう。
バスで行くつもりだったが30分待たなければならないのでやむを得ずタクシーを利用。20分程度かかる。

談林神社は中臣鎌足を祭神とする神社で飛鳥時代の創建
神仏習合の影響が強くで寺は明治初期に廃されたものの建物は寺院建築。
秋の紅葉が有名なようだ。

たびたび戦火に見舞われたとのことで、
建物は江戸初期の再建が多いがほとんど重文。

入口近くに総社本殿と総社拝殿がある。どちらも重文。
談山神社の拝殿を縮小し簡略化した様式。


けまりの庭では中大兄皇子と中臣鎌足がであった故事をちなんで年2回けまり祭が行われるようだ。

神廟拝所では藤原鎌足公神像、運慶作の狛犬、三十六歌仙図などの宝物を見る事が出来た。




閼伽井屋(あかいや)も重文。

さらに石段を上がる。
権殿は室町時代より能などの芸能が演じられてきたとのこと。

裏手の比叡神社は江戸初期造営、桧皮葺で豪華な様式。

龍神社といわくらは古代の聖なる祭場。水の神と龍神を祭っているようだ。

木造十三重塔は室町時代に再建されたもので現存世界唯一とのこと。

西宝庫も重文。

楼門も朱塗り檜皮葺。

右側の拝殿に靴を脱いで上がる。拝殿と石造りの前庭を挟み談い山を背景にして春日造りの本殿が建つ。

拝殿にも多武峰縁起絵巻などの宝物が展示されている。



談山神社本殿は藤原鎌足公をお祀りする。豪華な様式。社殿全体は極彩色に塗られている。日光東照宮造営の際のお手本となったとのこと。

本殿までまっすぐ石段を登れは190段あるとのこと。

神社前のホテルで昼食。
神社の森が美しい。秋は全山紅葉するのだろう。

昼食後、徒歩数分のバス停まで歩く。
バスは1時間に1本。


桜井駅まで30分足らずで着く。
ロッカーから預けていた荷物を取り出し近鉄大阪線に乗り、八木駅で橿原線に乗り換え急行で西ノ京駅で下車。

再びロッカーに荷物を預けて薬師寺へ。

白鳳伽藍のみ参拝。
奈良時代に建立された東塔は修理中で全く見ることが出来ない。

東別院へ。ここは鎌倉時代に再建。国宝の聖観世音菩薩像が素晴らしい。


目立たない南門は室町時代の建築。

西塔は1981年に西岡棟梁により再建されたもの。

金堂は1976年の再建。
中に本尊薬師三尊像が安置されている。


大講堂は2003年の再建。

弥勒三尊像は製作年代など謎が多いようだ。

西ノ京駅に戻り、近鉄で京都駅に出て夕食を採り新幹線で東京に帰った。

関西に帰省 3日目(奈良)

2014-08-18 13:12:55 | 旅行
8月10日の日曜日は宿泊した肥後橋のアパホテルで朝食。
昼食会場は高層ビルの30階にあり、で中野島など大阪都心の風景がよく見える。


ホテルを出て、肥後橋駅から地下鉄四つ橋線で難波に行き、近鉄奈良線に乗り換えて奈良市の学園前駅で下車。

目的地の大和文華館は駅から徒歩7分なのだが、土砂降りの雨なので、やむを得ずタクシーで向かう。

大和文華館は近鉄の創立50周年行事の一環として開館した東洋古美術を中心とした美術館。


窓からは菅原池が見える自然苑の中にある。

明時代の大皿、銅鏡、日本の埴輪など多数の美術品が展示されている。



土砂降りが続いていたので、学園前駅へまでの帰りもタクシーを呼んだ。

近鉄で学園前駅から近鉄奈良駅まで行き、駅前の店で昼食。

相変わらず大雨が続いていたので奈良国立博物館までタクシーで行く。

奈良国立博物館では醍醐寺展。

醍醐寺は京都の伏見区にある真言宗醍醐派総本山の寺院。
開山は平安初期で、醍醐山の山麓と山頂に広大な境内を持つ。
秀吉の醍醐の花見でも有名。

国宝の薬師如来

や日光・月光菩薩立像、

醍醐寺縁起、


五重塔壁画、

天長印信(後醍醐天皇自筆)


重文の開祖の理源大師の像、

快慶による弥勒菩薩坐像 、

太元帥明王像、
 
舞楽図(俵屋宗達筆)

など大変な名品が展示されていた。

常設展として、仏像館に多数の仏像が展示、青銅器館は中国の青銅器が展示されている。

展示を見終わる頃には雨がやんでいた。
近鉄奈良駅までバスで帰り、ロッカーに預けていた荷物を受け取って宿泊先の奈良ワシントンホテルプラザへ。