ブログ雑記帳

日々の雑記帳です。オストメイトに関することや、パソコン、散歩など、日々の出来事について気が向いた時に書いています。

オストミー協会の懇親旅行 磐梯に

2007-09-25 22:34:48 | オストメイト
オストミー協会の懇親旅行 磐梯に
9月24日にオストミー協会東京支部の懇親旅行で福島県の磐梯に行く。
有楽町の交通会館に集合。
参加は34人。
バスで東北自動道を経由して猪苗代湖畔に。
昼食後、近くの野口英世記念館や世界ガラス館などを見てから16時前に磐梯熱海温泉にある
「かんぽの宿郡山」に到着。
温泉に入り、18時から宴会。
翌日の旅など詳細は後報。

野口英世記念館には野口英世の生家や様々な日品などが展示されていた。
野口英世は伝記が大変有名で、また、紙幣に肖像画が印刷された最日本最初の初の科学者という名誉を受けた人物である。
しかしながら、野口英世は医学者として一般の人に有名な割には今日の評価の耐えるものが少ないようである。
梅毒スピロヘータの純粋培養は、追試が成功しなかったことから後に否定され、
小児麻痺の病原体特定、狂犬病の病原体特定、
さらには黄熱病の病原体特定とワクチン開発などの業績もまた、後年否定された。

発表された200余の論文に関して現在も通用するものは3つぐらいで北里柴三郎などの他の有名医学者に比べても否定されたものが非常に多い。
また自動実験装置が発達した現代においても追試が成功せず否定されたり、
データ捏造や、実験段階での類推を断定的に書いている可能性が高いなど疑われているものも多く、現代においてはその医学的業績を疑問視し評価しない専門家も多いようだ。

人格的にも借金は踏み倒す。結婚詐欺はする。留学資金を行く前に芸者遊びで使い果たす、大酒を飲むなど、どうしようもない人間であったということである。

しかし、記念館には否定的な話は一切触れられておらず、いかにも医学界の聖人、研究もすべて成功といった印象を受ける展示がなされていた。
福島県の「偉人」であり、否定的な話は商売にもさしつかえることはわかるが、公平な評価をしようとする姿勢さえも見せないのは解せない。

世界ガラス館は比較的規模の大きいガラス製品ショップといっていい程度のものであった。


交通会館前



バス内



昼食



野口記念館



野口記念館展示



世界のガラス館



かんぽの宿



宴会場1




宴会場2