ブログ雑記帳

日々の雑記帳です。オストメイトに関することや、パソコン、散歩など、日々の出来事について気が向いた時に書いています。

横浜の三渓園を散歩

2011-09-21 16:05:44 | 散歩
少し前になるが、8月7日に横浜の三渓園を散歩した。
三渓園はJR根岸線からバス。中野からは結構遠い。

ここは生糸貿易により財を成した実業家 原 三溪によって造られた公園。
京都・鎌倉などから移された建物が多く重要文化財が10棟もある。
昔は生糸が日本の主要輸出物品だったようた。

暑い盛りで花は少ないがハスやサルスベリやムクゲが咲いている。
小門近くの蓮池はハスの葉で覆われていた。
ハス

サルスベリ

ムクゲ

庭園の中心にある池には鯉や水鳥が。
池の向こうには旧燈明寺の三重塔が美しい。


もと私邸の内苑エリアには特に古建築が多く重要文化財も7棟集まっている。
臨春閣は江戸時代初期に作られた元紀州徳川家藩別邸で狩野派の襖絵などがある。

旧天瑞寺寿塔覆堂は豊臣豊臣秀吉が建てた寿塔を覆うための建物。

月華殿は徳川家康が京都伏見城内に建てた建物。

天授院は鎌倉の建長寺の近くの地蔵堂だった建物。

聴秋閣は徳川家光が二条城内に建て春日局に下賜された建物。

春草廬の小間茶室は、織田有楽斎の桃山時代の作品とのこと。

渓流も美しい。


外苑には先に述べた大池や三重塔のほかに仏殿や合掌造の農家や茶屋などがある。
旧燈明寺三重塔(室町時代)

旧東慶寺仏殿

旧矢箆原家住宅

茶屋

旧燈明寺本堂ではモデルを使った撮影をやっていた。

外苑の南の高台からは昔は海が良く見えて美しかったのだろうが
今は埋め立てられてコンビナートになってしまった。

良くこれだけの建物が集められたと思う。
建物の移築には疑問もあるようだが、見事な庭園には間違いない。