ブログ雑記帳

日々の雑記帳です。オストメイトに関することや、パソコン、散歩など、日々の出来事について気が向いた時に書いています。

関西旅行(その2)

2017-08-28 16:26:51 | 旅行
3日目の8月19日は奈良近辺を回る。
ホテルで朝食を取った後、近鉄新大宮駅のロッカーに荷物をあづけてタクシーでJR奈良駅に行きJR大和路線で法隆寺駅に。バスに乗り換えて法隆寺に。
ここも外人観光客が多い。

法隆寺の境内は広大。特に西院伽藍の五重塔や金堂、大講堂、回廊は素晴らしい。中門は工事中だった。


聖霊院を経て百済観音堂へ。百済観音を中心に橘三千代の玉虫の厨子や夢違観音など素晴しい名品を町かに見ることが出来る。

近くの慈光院にタクシーで行く。慈光院は茶人で大名の片桐石州が建立した寺。
石の参道を歩き、楼門をくぐり茅葺屋根の書院に。





法隆寺と違ってほとんど観光客がいない。
書院から奈良盆地の田園風景を眺める趣向になっている。素晴らしい田園風会が広がっている。但し、無秩序な市街地が広がりつつあるのが残念。

書院でお茶を頂いた。

茶室も2つある。庭園も素晴らしい。

暑いので大和小泉駅までタクシーで行き。JR奈良駅に戻る。
奈良町まで歩き、昼食を取り
近くの元興寺に
ここは昔は大きな寺だったようだが近年は荒れ果てていたようだ。
最近は世界遺産になって観光客が増えたようだ。

本堂や禅室の瓦などには奈良時代のものが残っているとのこと。

収蔵庫には五重小塔(国宝)や元興寺文化財研究所の常設展示が見られた。

十輪院を観てから、国立奈良博物館に回っての源信展を観る。

源信は平安中期の延暦寺の僧で、往生要集が有名。浄土宗をを浄土教の祖と称され、法然や親鸞に大きな影響を与えたとのこと。

バスで近鉄奈良駅まで行き、新大宮駅まで行ってビジネスホテルたかまどへ。


4日目
4日目は生駒の宝山寺へ。宝山寺は生駒さんの中腹にある。
新大宮駅から近鉄奈良線で生駒駅へ。ケーブルに乗り宝山寺駅へ。

聖天通りという石段の参詣道を約10分登って宝山寺へ。

宝山寺は生駒聖天ともいわれ商売繁盛の神として大阪商人の信仰を集めたとのこと。もっとも聖天とは歓喜天のことだから少し妙な気もする。


お目当ては特別公開の獅子閣。明治初期に出来た疑似洋風建築で宝山寺の迎賓館として建てられたもの。

見た目は洋風建築だが木造で瓦屋根などもあり、和室もある。

螺旋階段や柱の装飾、色ガラスなどをもつ印象的な建築。


ケーブルで生駒駅に降り、近鉄奈良線と近鉄京都線を乗り継いで京都に。
丹波口駅で京阪に乗り換え終点の出町柳駅に。
京阪で出町柳に出たのは初めて。
昼食を食べようとしたが予想外に店が少なかったが何とか食事にありつく。
高野川を渡り下賀茂神社に向かう。

途中、旧三井家下賀茂別邸に。1階や庭園に加え2階部分が特別公開されていた。2回からの眺めが美しい。

下賀茂信者神社に。途中の糺すの森は樹齢数百年の木々が生い茂っている。

下賀茂神社は国宝2点のほかに重文53棟を含む社殿を持ち、世界遺産に指定されている。


特別拝観ということで国宝の本殿を間近に見ることが出来た。

出町屋敷から京阪で東福寺駅に戻りJR奈良線に乗り換えて京都駅で。
京阪とJRを東福寺駅で乗り換える客が外人観光客を中心に多い。
JR奈良線の本数が増えたことと、東山区の道路渋滞に書き込まれないようにJRなどがこのルートを宣伝しているとのことだ。
京都駅構内で一服してから新幹線で東京に帰った。