そろそろ、エノキの新梢で幼虫が見られる頃だが。
所要があって午後2時を過ぎてから出動。
これという題材も見つからなかったので、たまたまそこにあったアリジゴクの巣を撮影することにした。
ただの巣を撮っても面白くない、テントウムシには気の毒だったが近くにいたので放り込んでみた。モウシワケナイ。
アリジゴクは、すぐに出てきてテントウムシを砂の中に引き込もうとした。
しかし、テントウムシは大きくすべすべしているので苦戦していた。
ついに諦めて、攻撃を諦めたようだった。テントウムシは脱出に成功した。
しかし、アリジゴクってこんな姿だっけ?? これはハエトリグモだよね。どうなっているの???
かくして、アリジゴクの撮影は大失敗だった。
ウイキペディアから、アリジゴク。
今が発生時期らしい、多数見られた。
コナラ・クヌギなどのブナ科、ナシなどのバラ科、マメ科の植物を加害する。
成虫は、鳥が食べないテントウムシに擬態していると思われる。低山地や山すそなどにやや普通に見られる。
等とある。
近くに水場のない丘陵の一角で見つけたサナエトンボ、ケバエのようなものを捕まえて近くの葉に止った。
コサナエだろうと撮ったが胸の模様が違う。
調べてみると、ホンサナエやオグマサナエに似ているが相違点もある。
近くで同種のオスらしいトンボもいたが、これも不明。
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これはホンサナエの♀と♂ではないだろうか。
だとすると初記録。近くに水場がないのが気にかかる。
45分後に通りかかると、新葉部分を食べ尽くすところだった。
まもなく成虫も見られる頃になった。例年よりは遅い。
一年前の記事。
カラスウリの種子 シオカラトンボの産卵 木の穴に巣を作るハチ コサナエ ケブカキベリナガカスミカメに再会 ウスアオエダシャク